SCP-ZH-307


  • 評価: +9+x

アイテム番号: SCP-ZH-307

オブジェクトクラス: Keter (2009/12/27)

Safe (2030/1/1)

特別収容プロトコル: SCP-ZH-307が所在する区域は封鎖し、外面上は大規模なアートパフォーマンスとして偽装させます。期間中に目撃していた民間人には記憶処理を実施するとともに、無傷であるヒト型彫像のアキレス腱部分を粉砕する職員を派遣します。(2009/12/28)

SCP-ZH-307の性質と大きさの関係上、SCP-ZH-307の収容は必要ありません。(2029/12/28)

説明: SCP-ZH-307は台東県大武郷に所在した、400ヘクタールに及ぶヒト型彫像群です。該当区域を元々占めていた森林に取って代わるように出現し、そのまま1か月間存在していました。彫像は全部で400体存在し、そのうち約200体はアキレス腱部分が既に破壊されていました。(2010/1/31)

SCP-ZH-307は花蓮県寿豊郷に所在した、200ヘクタールに及ぶヒト型彫像群です。該当区域を元々占めていた森林に取って代わるように出現し、そのまま半月間存在していました。彫像は全部で200体存在し、そのうち約100体はアキレス腱部分が既に破壊されていました。(2011/1/16)

SCP-ZH-307は宜蘭県冬山郷に所在した、100ヘクタールに及ぶヒト型彫像群です。該当区域を元々占めていた森林と住宅地に取って代わるように出現し、そのまま7日半の間存在していました。彫像は全部で100体存在し、そのうち約50体はアキレス腱部分が既に破壊されていました。住宅地内の民間人には記憶処理や人身保護、ならびに経過観察が実施されました。現在のところ、どの民間人も何ら異常性を示していません。(2012/1/8)

[大部分を省略]

SCP-ZH-307は屏東県獅子郷にて出現し、瞬時に消滅した無限小のヒト型彫像です。(2030/1/1)

「実験:SCP-6478

実験職員 黄添煜研究員
年齢 46
概要 黄研究員は2009/12/19から2010/1/29まで台東県大武郷に派遣されており、2009/12/29の夜に3時間50分に及ぶ解離性エピソードを経験した。
SCP-6478-1の服用
特筆すべき影響 黄研究員は同日にサイト-ZH-44から送信されたショートメールに真っ先に返信した。メールの内容は「[データが見つかりません]」であり、同研究員は「はい」と回答した。サイト-ZH-44は10人から成る臨時機動部隊 一空-09 ("ミュルミドン") を派遣した。
メモの内容 "奴らの踵を狙ってください。"

「補遺: 収容違反」

発生時期: 2010/1/1
執筆者: 無名氏1
詳細内容: [データが見つかりません]

この収容違反は終結した。[データが見つかりません] は踵を狙った現実の攻撃から身を守ることが困難である。(2030/1/1)2

終結時期: 2030/1/13

「補遺: 免責裁定」

事件発生日: 2009/12/29
裁定日: 2010/1/2
被裁定人: 無名氏
被裁定人の抗弁: [データが見つかりません]
裁定内容: 事件発生日の21時32分、被裁定人はサイト-ZH-44のデバイスと名義を用いて黄添煜研究員にメッセージを送信し、返信を受け取った後、非現実部門の名義でサイト職員を動員し、区域の封鎖を実施した。事後調査により、被裁定人は関連する権限を所有していなかったと判明したが、様々な事項を考慮した結果、本件に関する責任は免除された。

裁定人:
3E-02、3E-07

「補遺: 収容完了」

「現実は亀なのです」 — ZH-非現実部門主任 イーミン

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