終了手順: SCP-809
評価: +4+x

財団イントラネットのログ、████-██-██

11:16 Ukelele:: 私は一つの「終了」の提案をしたい。809は今や深刻な防衛リスクになってしまった。死が必要だ。
11:16 AgathaR:: 生体解剖
11:16 Chris: 「階段を転げ落ちる」とかね
11:16 Ook: 機械をバラバラに分解する小さい虫は?
11:16 Chris: ..繰り返し繰り返し..
11:16 D.Brown: 大量のデンキウナギが泳ぐ塩水に浸けよう。もし有効ならばね。
11:16 Argentis: しばらく電話だ、何故なら私は事故中だから。
11:16 Argentis: 自己中、ね。
11:17 Voss: 悪くないね、ライツ。
11:17 D.Brown: …682に食わせる?
11:17 DrGears: SCP-882に吸収させれば面白いテストデータが得られるかもしれません。
11:17 Voss: ハハ、682に食わせるのはいいアイデアだ。
11:17 Chris: 結果はわかりきってるじゃないか。
11:17 Ook: 963が機械生命体にも有効か試してみる?
11:17 Voss: (ブラウンをひっぱたく)
11:17 Voss: 682の案について俺はあんたになんて言った!?
11:17 D.Brown: …まだ何も。
11:17 DrDurmont: 反発する電磁石
11:17 DrHavik: 001に向かって投げてみよう。
11:17 Chris: 809はロボットという認識で合ってる?
11:18 DrDurmont: 二つの反発する電磁石の間に奴を置こう
11:18 Chris: 455の探索に送り出そう 8)
11:18 D.Brown: 「914はそれを立方体に変換する」
11:18 DrHavik: 真剣じゃないよ。
11:18 Ukelele: サイボーグだ、基本的には
11:18 DrDurmont: 二つの電磁石でバラバラに引き裂こう!
11:19 DrHavik: 「通常の」終了手続き、つまり大量の大爆発に巻き込むのはどうかな?
11:19 Voss: 別のSCPや収容設備の半分、多数の死傷者を巻き込む事は通常終了と言わないのか!?
11:19 Chris: ハハハハハハ
11:19 DrHavik: ヴォス、我々はコンドラキじゃない。
11:19 Chris: 奴の中に079をコピーしよう
11:19 DrGears: 整形された爆薬の爆発。それの「逃亡」を許してしまえば防御策を取られるかもしれない。
11:19 Chris: きっと面白いことになる
11:19 Ukelele: ギアーズ - 少々の機密漏洩になるが。
11:20 Argentis: あるいは7821を使ってやつの脳みそをかき回す >_>
11:20 D.Brown: 小型要塞の要領で破壊するならいつでも試せる、あるいはなんとかして溶岩に放り込む。
11:20 DrDurmont: そして奴にいくらかのクソをぶつけて混乱させることもできる、そして電磁石の間におびき寄せるんだ。
11:20 DrHavik: クレフはあれと対話しにいった。
11:20 TechSupport: 岩をそいつに対して投げろ。十分デカい岩を使えばなんだって殺せる。
11:20 D.Brown: …「682以外は。奴は岩の背びれを生やす」
11:20 Argentis: クソデカい岩を?
11:21 TechSupport: 見つけられる限りのめちゃクソデカい岩を。
11:21 DrDurmont: もしくはロックマン
11:21 Voss: 808を使って餌付けする?
11:21 Argentis: 多分シンダーブロック2のような物の方がいいわ。
11:21 TechSupport: シンダーブロックは十分な大きさがない。
11:21 AgathaR: 私はそれを釣り上げる
11:21 AgathaR: そしてあなたの顔に落とすわ
11:21 AgathaR: マイバディ
11:21 DrDurmont: 808のシャワーシーンを使ったブービートラップは?
11:21 DrHavik: 戦車の下で餌付け?
11:21 DrDurmont: いや待て
11:21 DrDurmont: そりゃバカのやることだ
11:21 D.Brown: それをSCP-048として分類し直す。
11:21 Voss: ウー、ブービートラップ。 :D~
11:21 D.Brown: そうすれば問題はおのずと解決するさ。
11:21 DrHavik: 奴に808を追わせ、それから戦車でぶちのめす。
11:22 TechSupport: 何度でも言うぞ、とにかく岩を使え。
11:22 DrDurmont: 電磁石はもっとイケてる
11:22 TechSupport: お前らのクソみたいなレスよりずーっとシンプルだ。
11:22 TechSupport: 岩だ。
11:22 DrHavik: 戦車は銃器を備えた動く金属の岩だ
11:22 TechSupport: 岩がブチ当たる
11:22 TechSupport: そしたらブッ壊れる
11:22 TechSupport: いいぜ。ヤツの上に戦車を落とせ。
11:22 TechSupport: 何でもいいが。
11:22 DrDurmont: 私が思うに、指向性の電磁パルスの放射はそれらを支援できるんだがね。
11:22 D.Brown: :D
11:22 DrDurmont: 808を使って終了手順の間ヤツを不活性状態にしておくかい?
11:22 DrHavik: 人工のSPC3のどれかが二つの電磁石を備えていなかったっけ?
11:22 DrHavik: レールガン?
11:23 Chris:私は引き続き079を奴にアップロードするよう主張する
11:23 D.Brown: 世界最高の歯プラシを使おう。
11:23 Voss: 808を機械系SCPの終了に用いることは彼女の気質の悪化を招くだろうと私は考える。
11:26 Ukelele: … 君らは馬鹿みたいに空想がすぎるな。手順が多くなるほど物事は複雑になる。複雑になるほどに失敗の可能性が増える。単純明快だ。
11:27 Ukelele: 我々はデューモント博士の方法を用いる。交戦場所は心理評価用の部屋だ。壁の一つに強力な電磁石を配備する。もし最終評価の間に809が暴力的になった場合、電磁石が起動し、809は何らかの手段によって殺される。評価部屋に入る人物は一切の機械的インプラントを持っていない人物であること。さもなくば、電磁石はその人物をも殺すだろう。
11:28 Ukelele: 立候補者は?
11:30 Ukelele: …誰か?
11:32 DrHavik: 私がやろう。
11:32 Ukelele: 良いことだ。


音声ログ、心理評価チェンバー██、████-██-██

クレフ博士: 手続きの全体をもう一度確認しよう。

ハヴィック博士: 私は歩いて部屋に入り、クリップボードを下に置き、809に私が彼への尋問のためにここに居ることを伝える。準備ができたら、私は眼鏡を外してテーブルに置く。それが電磁石を起動するタイミングだ。

クレフ博士: そのとおりだ。それによって彼はこの壁の…ここまで引きずり上げられる。ジークムント・フロイトの写真の右下に。そして君はウサギのように素早く逃げ出す、君の安全に大きな問題が生じるだろうだからね。さて、全ての金属製品を身体から取り払ったかい?

ハヴィック博士: ああ。

クレフ博士: ジッパーやボタンも?

ハヴィック博士: …

クレフ博士: 紐で締めるパンツとタートルネックに着替えた方がいいだろうね。

ハヴィック博士: そうだな、良いアイデアだ。


音声ログ、心理評価チェンバー██、████-██-██

809: ハロー?

ハヴィック博士: やあ、私はドクター・クリム・ハヴィックです。今日はあなたの評価を行います。もしよければ…グアアア!

809: 破壊者め!僕はあんたがそっちに居ることを知ってる!これもあんたの策略の一つだって全部証明されてるんだ!もしこいつを死なせたくなけりゃ、手とウクレレを上げたままこっちに入ってくるんだ!


音声ログ、管制室、████-██-██

デューモント博士: 調子はどうだい?

クレフ博士: 悪くない。クリムはプレッシャーの下で実際よくやっている。よし、809が入ってきた…おい!ダメだ!その[罵倒]野郎と握手しちゃいけない!畜生め!

デューモント博士: どうしたってんだ?

クレフ博士: ヤツがクリムを押さえた!809は前腕からナイフを作りだした。ヤツはクリムを殺すつもりだ、我々が何の策も講じなければ…やれ、デューモント!

デューモント博士: だが、クリムがまだ中に!

クレフ博士: やるんだ!


音声ログ、心理評価チェンバー██、████-██-██

ハヴィック博士: ああ、神よ、神よ、私はまだ死にたくない、しにたくない…

809: そう怯えるな…僕が殺したいのはおまえじゃない。僕はいずれあの破壊… fskszzkkkkkkkkkkkkkkkkkzzzzzzzzzzzzzzzzz!!!!

<大きな金属衝突音>

ハヴィック博士: おおジーザス…

デューモント博士: ハヴィック!てめえの[罵倒]命を守りたきゃ走れ!


████-██-██の████:██:██をもって、心理評価チェンバー██は倒壊した。


事件後インタビュー、████-██-██

インタビュアー: …私は、しかしながら、その終了手続きの最終段階に少しばかり興味があります。

クレフ博士: えー…809を確実に沈めるためには、大質量を持って殺害するのが最も良い方法である、と私は考えた。一丁の銃では弱点を捉えられないかもしれない。爆発はただその部品をそこらじゅうに撒き散らすだけに終わるかもしれない。しかし10トンの鉄の重さならば…

インタビュアー: それはおそらく有効でしょう、ええ。

クレフ博士: 我々はあのサノバビッチ…殺害装置…を車輪に載せ、ドアの傍に待機させた。電磁石が起動したとき、我々はハンドブレーキを下げて最初の一押しを加えた。あとは磁石が装置をものすごい速さで引き寄せたんだ。グシャリ。

インタビュアー: ええ、私はそれを全て理解しています。私が気になっているのは…その殺害装置たる鉄塊が巨大な拳の形である必要は、本当にありましたか?

クレフ博士: いや。全くないね。


音声ログ、クレフ博士のオフィス、████-██-██

クレフ博士: さて、ビデオをチェックしよう… オーケー、ここでクリムが人質に取られ…そしてここで彼は女々しく泣き始めた。

ハヴィック博士: あんたという人は… ああ、おそらくクレフは違うだろう。しかしサイコSCPが巨大な刃を自分の目にかざした時、果たして泣き出さない奴がいるか?
デューモント博士: 気にするなクリム、君はよくやった。

クレフ博士: ああ、君はよくやった… そしてここで電磁石が起動し、クリムと809はまるでピーターパン野郎みたいに部屋の中をすっ飛ぶ!

<大笑い>

クレフ博士: おお、809は不機嫌だな、ノリにくっついた蝿みたいに壁に留められちまったからな!ヤツはクリムを離し… クリムは目の近くの切り傷から出血している、しかし立ち上がり… フラフラとだが立ち上がり、出口に向かう、クリム、ゴーゴーゴー!

<息切れ、そして賞賛>

クレフ博士: そしてクリムはかの恐怖の鉄拳の通り道から飛び出し、安全地帯に転がり込んだ!判定係、スコアは?

ハヴィック博士: …おいおい、本当にスコアカード作ったの?

クレフ博士: そして新記録だ!クリムとデューモントが金メダルを獲得しました!!
ハヴィック博士: なんてこった、メダルまで作ってある…

デューモント博士: …SCPオリンピック?「シンクロナイズド・終了手順」の一等賞かな?

クレフ博士: さあ誇りをもってこれをつけたまえ、君たちが得たものだ。

ゲパルト博士: I do want to say one thing, though.

コンドラキ博士: 一体これは何なんだ?

ゲパルト博士: 結局のところ、君らはヤツを岩でぶちのめすことになったわけかい。

<ブーイング、やじ>

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