確保施設ファイル:エリア-81JH
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SCP財団確保施設ファイル

正式名称: SCP財団日本支部関東地域総合拠点施設

サイト識別コード: JPNGBC-Area-81JH


概要情報


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エリア-81JHロゴ

設立: 1988年5月10日

設立管理官: 天陽 京四朗Tenyou Kyoushirou 施設管理官(現エリア-81T1所属研究室長)

現エリア管理官: 音丸 柳爾Otomaru Ryuji 施設管理官

場所: 日本国群馬県吾妻郡中之条町

隠匿: プランF(情報改竄・接近者の記憶処理)を適用

エリア機能: GoI産オブジェクトの収容/研究/転用、機動部隊駐屯地、諜報員談話室、マクロラインターミナルハブ

サイズ: 紀祀山一帯(該当地域情報抹消済)

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紀祀山山頂のエリア-81JHの露出部。光学的迷彩が施されており、遠隔地からでは視認できない。

説明: エリア-81JHは、天陽元管理官により提言され、1988年に建築された大規模収容研究拠点です。20世紀中頃より世界的に増加傾向にある非友好的GoIを仮想対象とし、そのGoIにより産出されたオブジェクトの収容と研究を行い、異常性の解明に成功したオブジェクトを財団運営へ転用することを目的とします。GoI産オブジェクトの多くは人為的に生産されたものであり、オブジェクトの研究やGoIへの諜報活動により、その異常性の解明や転用が比較的容易です。研究が財団の運営に貢献しやすい分野ではありますが、財団施設に対し奪還を目的とした襲撃が多く確認されているため、GoIによる襲撃を想定した防衛機構を備えた研究施設が必要となりました。

エリア-81JHは対GoI戦略に特化した防衛機構や施設機能を持ち、在籍する職員もGoIに精通した人選がされているため、対GoIにおける前線基地として機能します。また、後述するアンダーシャトルのプラットホームが併設されており、01管区が行った試験運用に続く第2の試験ケースとして運用されます。アンダーシャトルの利用により、即座に職員や機動部隊を遠隔地より召喚、又は諜報員や収容スペシャリストを遠隔地へ派遣することが可能です。また、別施設に収容された襲撃リスクの高いオブジェクトを秘密裏かつ低リスクでエリア-81JHに移送することが可能です。


施設情報


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エリア-81JH周辺略図

 収容区画

標準収容区画

Safe・Euclidに分類されたオブジェクトの収容に利用される区画です。区画内でも危険度に応じて収容区画が更に細分化されており、要求されるセキュリティクリアランスも異なります。エリア屋外には収容園を設けており、日本生類創研などによって生産される動植物類のオブジェクトをWWSへ収容委託せずに収容可能です。標準収容区画全域は警備職員とAICにより監視/巡視されます。

隔離収容区画

主にKeterクラスオブジェクトの収容に利用される区画であり、紀祀山地下に存在します。エリア-81JHにてインシデント発生した場合、その規模に問わず即座に区画封鎖が行われます。隔離収容区画はAICによってのみ監視が行われ、1時間に1回の定期巡回を除き警備職員による監視/巡視は行われません。

PoI拘留区画

襲撃作戦などで拘束に成功したGoI構成員などの拘留に利用される区画です。拘留区画全域では妨害電波が発信されているため、財団製の電子デバイスを用いた通信を除いて外部との通信は不可能です。PoI拘留区画全域は警備職員とAICにより監視/巡視されます。

研究開発区画

エリア-81JHに収容されるオブジェクトの研究に利用される区画です。大規模な実験場を併設しており、多種多様な実験が可能です。この区画で集積された研究データはAICにより記録され、SCiPNETに保存されます。研究開発区画全域は警備職員とAICにより監視される他、実験時には専属機動部隊による特殊警備が行われます。

 拠点区画

中枢区画

施設運営委員会が存在する区画であり、拠点区画の地下に存在します。インシデント発生時には各部門長が招集され、エリア全体の意思決定が行われます。中枢区画の警備方法は秘匿されます。

機動部隊駐屯区画

機動部隊の駐在に利用される区画です。大規模訓練場が併設されている他、後述する諜報員談話室が設置されています。また、職員居住区とそれに付随した娯楽施設もこの区画に存在します。機動部隊駐屯区画全域は駐在する機動部隊により警備される他、AICによる監視が行われます。

諜報員談話室

諜報員同士の密談に利用される部屋です。諜報員談話室では特殊妨害電波が発信されているため、財団製以外の電子デバイスは正常な稼働を阻害されます。基本的に無人の状態が維持され、諜報員の情報交換時にのみ解放されます。諜報員談話室は出入口の警備を除き、一切の監視と警備が行われません。

動力区画

エリア-81JHで利用される電力を発電する区画です。また、エリア-81JHに導入されているAIC"クレイドル=ノヴォス"のサーバーが存在します。この区画は平素は完全に封鎖されており、AICによる監視のみが行われます。

 運搬区画

ターミナル-8100

エリア-81JH最深部に設置された地下移動網"アンダーシャトル"のプラットフォームです。特にマクロラインと呼称される音速滑走体技術を利用した支部間移動網は、真空状態の走路をロケットエンジンで滑走する方法で3000km/hもの速度を実現し、迅速かつ安全に職員やオブジェクトを運搬します。

昇降機

ターミナル-8100とエリア-81JH上層を往復する大型昇降機です。インシデント発生時には即座に機能を停止します。

連絡通路

地下に存在する区画間を結ぶ連絡通路です。インシデント発生時には即座に封鎖され、中枢区画からの遠隔操作でのみ開閉します。

全域: GoIなどによる襲撃に備え、エリア-81JH全域に防衛機構が設置されています。この防衛機構の詳細はエリア-81JHの中枢区画に保管され、情報漏洩を防止する観点から公開されません。


インシデント



インシデント-1WJK"スマイリーデグレート"

恋昏崎新聞社による襲撃によってエリア-81JHで発生した大規模収容違反インシデントです。当初は恋昏崎新聞社構成員による破壊工作やオブジェクトを利用した攻撃により、拠点区画と収容区画の一部が奪取される事態となったものの、内部防衛機構によりインシデントは問題なく解決に向かっていました。

しかし、収容区画を奪還した段階でAIC"クレイドル=ノヴォス"が正常な動作を維持したまま切断され、エリア-81JHを含める日本支部全拠点全部門に対し『エリア-81JHへの襲撃は虚偽の報告であり、そもそもエリア-81JHは存在しない。』という虚偽の通達が行われました。この通達には重度のミーム災害が内包されており、この通達は疑われることなく81管区機動部隊司令部に受理され、エリア-81JHの奪還に参加した全機動部隊に退却命令が下されました。

この退却命令により、出撃していた機動部隊全体に混乱が生じ、結果的に以下の損害が発生しました。

[閲覧可能なセキュリティクリアランスが提示されていません]


恋昏崎新聞社構成員がエリア-81JHを脱出すると同時に発生していたミーム災害が消滅し、インシデント発生から36時間後に再度出撃した機動部隊によりインシデントは解決されました。

インシデント-2ANZ"ドローフォー・ドローフォー"

PoI-ZI-0による襲撃インシデントです。PoI-ZI-0は機動部隊駐屯区画1Fのバイクに搭乗した状態で侵入し、内部の財団職員に対し攻撃を加えました。直後に出撃した機動部隊がPoI-ZI-0と交戦しましたが、拿捕することができず、PoI-ZI-0はターミナル-8100へ逃亡しました。ターミナル-8100に逃亡したPoI-ZI-0は清掃活動に従事していたドレッドノートに泥団子を摂食させ、ドレッドノートの暴走を誘発しました。

このドレッドノートの暴走により、ターミナル-8100に大きな損害を受け、マクロライン走路の真空状態が維持不能になりました。PoI-ZI-0はマクロライン走路に侵入しサイト-8181より逃亡しました。


関連文書


SCP-754-JP 関連GoI:東弊重工・日本生類創研

SCP-754-JPは日本国富山県██町(LoI-754-JPに指定)で発生する不可逆的な人体変異現象です。SCP-754-JPはLoI-754-JPに滞在した時間の累計に応じて段階的に発現します。


SCP-1006-JP 関連GoI:恋昏崎新聞社

ようこそ81管区機動部隊指揮参謀官様。暫定アイテム番号SCP-1WJK-JPの報告書を確認した後、81管区機動部隊作戦室端末へアクセスし、インシデント鎮圧作戦並びにエリア-81JH奪還作戦の指揮を行って下さい。


SCP-1272-JP 関連GoI:日本生類創研

SCP-1272-JPは、日本生類創研により生産されたコウノトリ(Ciconia boyciana)に類似する鳥類です。妊娠している女性を発見すると、赤色の発光体へと変異し対象女性へ突進する異常性を持ちます。


SCP-1321-JP 関連GoI:弟の食料品・石榴倶楽部・日本生類創研

SCP-1321-JPは酒瓶に保存された液体です。アルコールが60%含まれていることが判明していますが、それ以外は未知の成分によって構成されています。


SCP-1322-JP 関連GoI:プロメテウスラボ・有村組

SCP-1332-JPは奇跡論的な施術が施された人間です。大脳の活動は停止しており意味のある活動は行いませんが、自律的に活動しているように見えます。また、SCP-1332-JPは摘出されるまで臓器の腐敗が発生しません。


SCP-1336-JP 関連GoI:浄土真宗誇負派・有村組

SCP-1336-JPは写実的な阿弥陀仏が描かれた25.5cm×18cmの紙製の札です。SCP-1336-JPの異常性は、SCP-1336-JPを所持した人物が自身の過去実施した行為を想起した際に発現します。


SCP-1460-JP 関連GoI:恋昏崎新聞社

SCP-1460-JPは自律行動する赤べこです。外見的特徴に特筆すべき点は存在しませんが、SCP-1460-JPを構成する紙が恋昏崎新聞社が過去に発行していた新聞であることが判明しています。


SCP-1551-JP 関連GoI:有村組

SCP-1551-JPは東京都新宿区在住の女性による警視庁への通報により発見された白色の医療錠剤です。収容されていたプラスチック容器には"びっぐまぐなむ by dado"と手書きで記入されたラベルが張り付けられており、"dado"を名乗るアマチュア超常薬理学者の関与が確認されています。


SCP-1590-JP 関連GoI:日本生類創研

SCP-1590-JPは、SCP-1590-JP-Aによりヒトから変容させられたコーヒー(Coffea)の種子です。一般的に流通しているブルーマウンテンコーヒーと同等の外見的特徴と官能評価を持ちます。


SCP-1637-JP 関連GoI:日本生類創研

SCP-1637-JPは日本生類創研により販売されていたとされる、10cm四方、厚さ5mmのマグネットです。表面には観音菩薩の写真が印刷されています。


SCP-1746-JP 関連GoI:有村組

SCP-1746-JPはモンゴロイド系男性であり、50歳程度と評価される外見的特徴を持ちます。ただし、SCP-1746-JPの実年齢は1980年当時22歳であり、外見的特徴と実年齢の乖離はSCP-1746-JPの異常性に由来します。


SCP-1848-JP 関連GoI:超電救助隊・恋昏崎新聞社

SCP-1848-JPは"児童保護救助士 ピディアトリクス・シルバー"を自称する人型実体です。未知の金属と繊維から構成される白銀色を基調とした装甲服並びに各種装備しており、声質から若年の男性と推測されます。


SCP-1858-JP 関連GoI:イェンロン料理研究会

SCP-1858-JP群は岐阜県飛騨高山市内の飲食店「割烹 森」で提供されていたスッポン(Pelodiscus sinensis)の刺身や鍋料理から構成されるセット料理です。


所属職員


概要: 施設運営委員会はエリア-81JHの運営を統括する存在であり、メンバーはレベル4以上のセキュリティクリアランスを持つ職員の中から理事会によって選任されます。エリア-81JHの意思決定に関して最上級の権限を付与されており、エリア-81JHに属する全ての部門に対してこの権限を行使することが出来ます。

提示されているセキュリティクリアランスで閲覧可能な職員情報は以下の通りです。


音丸 柳爾 (Otomaru Ryuji)

セキュリティクリアランス: 4

職務: 施設管理官

人事評価: 現エリア管理官であり、施設運営委員会の最高責任者です。生物学の分野において功績を持ち、SCP-754-JPなどの研究で活躍しました。

天陽元管理官とは同郷であり、幼少期より親交があります。天陽元管理官が財団に雇用される際には、音丸管理官からの推薦がありました。生物学の権威であり、多数のオリエンテーションを企画するなど後進の育成にも尽力しています。


彼岸花 虚実 (Higanbana Sorazane)

セキュリティクリアランス: 4

職務: 施設運営補佐・倫理調査諮問委員

人事評価: サイト-8181所属の兼任職員であり、エリア-81JHの意思決定において倫理的観点からの調整を行う職務に就いています。

国文学や宗教学に優れ、表面上は財団フロント企業"堺中央出版"所属の編集者として知られています。財団日本支部理事会から特別なセキュリティクリアランスを付与されており、強制一次編集権限の行使が許可されています。


エリア-81JHロゴについて
シンボル-81JH"笑う道化師"はエリア-81JHのシンボルロゴマークとしてデザインされました。『GoIと対峙する全ての局面において、財団は無敵のジョーカーとなる。』という意味が込められており、これはエリア-81JHの基礎理念でもあります。

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