確保施設ファイル:サイト-64
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SCP財団確保施設ファイル

正式名称: SCP財団ポートランド研究収容施設

サイト識別コード: USORPL-Site-64


概要情報


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サイト-64エントランスへのアクセス経路です。拡大するにはクリックしてください。

設立: 1971年11月15日

設立管理官: ヘイドン・ホワイト博士

場所: アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド森林公園

カバーストーリー: ポートランド公園お及びレクリエーション部門メンテナンスステーション。

サイト機能: 研究、収容、機動部隊配置、異常資材合成、要注意領域スリーポートランドの監視、要注意団体ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズの監視。

サイズ: 3.15km2のエリア

オフィスと棟:

メインオフィス(地下Lv1): 管理、機動部隊オフィス

    A棟(地下Lv1): 職員宿舎、居住区、医療施設

    B棟(地下Lv1): 低セキュリティ研究

    C棟(地下Lv1): 低セキュリティ貯蔵倉庫

    D棟(地下Lv2): D-クラス宿舎

    E棟(地下Lv2): 中セキュリティ(Safe/Euclid)貯蔵棟

    F棟(地下Lv2): 異常資材研究室、異常電子工学研究室

    G棟(地下Lv2): 実験用オブジェクト研究室、提出された記録

    H棟(地下Lv3): タイプ-S人型アノマリー収容房

    I棟(地下Lv3): 鳥類飼育場


職員情報


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エドガー・ホールマン管理官。

サイト管理官: エドガー・ホールマン

サイト副管理官: サラ・オコネル博士

職員副管理官: キャメロン・マイルズ

施設副管理官: ミレナ・ロペス博士

研究副管理官: アヴェリー・サンチェス博士

収容副管理官: ソフィア・チューナー

機動部隊副管理官: エージェント・ウィリアム・ジョンソン

現場職員:

    部門長: 5

    博士職員: 21

    研究員職員: 137

    管理職員: 23

    メンテナンスもしくは用務員: 38

    セキュリティ職員: 53

    D-クラス: 15

    他職員: 42


現在サイト-64の管轄下にあるアノマリー

IDナンバー オブジェクトクラス
SCP-2106 Safe
SCP-2306 Safe
SCP-2608 Safe
SCP-2806 Safe
SCP-2849 Neutralized
SCP-2906 Keter
SCP-2960 Safe
SCP-3060 Keter
SCP-3108 Safe
SCP-3119 Euclid
SCP-3153 Euclid
SCP-3460 Thaumiel
SCP-3465 Thaumiel
SCP-3466 Euclid
SCP-3560 Euclid
SCP-3660 Safe
SCP-3830 Safe
SCP-3832 Euclid
SCP-3879 Euclid
SCP-3960 Euclid
SCP-3979 Neutralized
SCP-4160 Neutralized
SCP-4496 Safe
SCP-4560 Keter
SCP-4660 Euclid
SCP-4695 Safe
SCP-5177 Safe
SCP-5290 Safe
SCP-5460 Neutralized
SCP-5560 Safe
SCP-6233 Safe
SCP-6560 Euclid
SCP-6660 Euclid

追加情報


オレゴン州ポートランド森林公園の西0.5kmに位置するサイト-64は、ポートランドとバンクーバーの超常芸術コミュニティと超常電子工学産業から生成されるアノマリーの収容と研究、要注意領域スリーポートランドの監視を主に専門とする小規模な地域サイトです。

サイト-64は、1970年のヴォーテックスIミュージックフェスティバルで財団がオレゴン州のカウンターカルチャー運動内部の秘密作戦を行っていたときにスリーポートランドを発見したことで設立されました。財団の知識外に存在するこのような巨大な超常コミュニティの発見は、財団に即座に行動を取らせ、無視されていた地域を監視するために1年以内でサイト-64を完成させました。

サイト-81収容スペシャリストである、ヘイデン・ホワイト管理官の指揮の下、サイト-64は(オレゴン州の)ポートランドの異常芸術コミュニティを速やかに抑制し、1970年代半ばには、すべてのグループではないものの、そのほとんどをスリーポートランドに追いやりました。この最初の時期の後、サイト-64の活動は十分に沈静化し、サイトは地域の機動部隊によって押収された小規模なanomalousアイテムの貯蔵庫に毛が生えた程度のものとなりました。1989年のホワイト管理官の退職時には、施設はほとんどスランプに陥っているとみなされていました。

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2014年頃のアンダーソン・ロボティクス社のロゴ。

1980年代と1990年代の施設の追加の後、サイトの活動は2007年に要注意団体アンダーソン・ロボティクスが発見されるまで目立ったものはありません。アンダーソン・ロボティクスが本拠地としてオレゴン州ポートランドとスリーポートランドを利用しているため、機動部隊ガンマ-13(アシモフの三原則の番人)が作られ、サイト-64に配置されました。アンダーソン・ロボティクスの設立に関連する、地域の異常活動の急増によって、サイト-64の異常資材と、異常電子工学研究室の建設が引き起こされました。同時に、追加の機動部隊を移転させる試みと、地域の主要な機動部隊の拠点化が進められました。

2016年では、サイト-64はSCP財団のアメリカ合衆国西海岸における主要施設の1つであり、北西太平洋の首位施設であると認識されています。

他の責務に加えて、サイト-64は、財団と要注意団体ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ間の主要な窓口として指定されています。以下は、このサイトのウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズとの関係の概要を示す、ボーリング協定からの抜粋です。

ボーリング協定第16条第4項

サイト-64は、異常な動物相の収容において協力するため、ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズと財団の間の主要な窓口としての役割を努めなければならない。資源、人員、そして収容の責任に関する議論は、二か月毎に一回行われ、会議の場所はサイト-64とオレゴン州ボーリングのウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズ本部の間で交互に移される。

これらの責任は共有される。一方の組織が他方より多くの、もしくは少ない責任を振るうことを意味しないということを強調することが重要である。サイト-64は多数の異常物品を収容しており、動物相に特化していないが、ウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズは限られた形でだけ異常に対応している。

サイト-64とウィルソンズ・ワイルドライフ・ソリューションズは、片方を補助するが干渉はしない。片方に助言しても、命令はしないこと。収容は単独で着手する必要のある職務ではないので、これらは協力しなければならない。


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