Shicoolrkiannの提
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受信メッセージ:調査の為の指定位置への移動・機器の使用を許可する。-█

 
 
 
 
 
補遺: 内部に含有している酸素濃度は一般的な脊椎生物及び植物類が生存可能な酸素濃度を示しています。

追記: ヒューム値概算は1.0を示しており、数値異常の範囲ではありません。

補遺: 周辺に生息している小型獣・人間は存在しません。

追記: 常在菌以外の生命反応は確認されていません。

補遺: 有毒な気体は確認されていません。

追記: 監視カメラを用いた約72時間の監視の結果、内部に侵入した生命体は確認されませんでした。

補遺: 土壌の成分にこれといった異常は確認されませんでした。

追記: 追加の調査を行うべきと判断します。

補遺: 追加の調査の実行に同意します。
 
 

受信メッセージ:セキュリティ・クリアランスレベル3以上の職員1名の許可に基づき、追加調査の為の機器の追加・Dクラス職員の使用を許可する。-█

 
 

追記: 発生している放射線量は至って平均的な数値でした。

補遺: 気温・天候の変化による影響は確認されませんでした。

追記: 内部に発生・干渉している赤外線量は至って平均的な数値である事が確認されています。

補遺: 視覚・聴覚・嗅覚に対して影響するミームは確認されません。

追記: Dクラス職員による調査を行った結果、異常は発見されませんでした。

補遺: メトカーフ非実体反射力場発生装置作動中の異常現象は発見されません。

追記: カント計数機を用いたヒューム値は1.000を示しており、数値異常に該当していません。

補遺: 人間体の死骸に関する影響は一般的な腐敗の兆候以外の異常は発生しません。

追記: 人間体の死骸に関する影響は一般的な腐敗以外の異常は発生しません。

補遺: 人間体の骨格に関する影響は一般的な浸食以外の異常は発生しません。

追記: 内部で人間体が死亡した事による影響に対して異常は発生しません。

補遺: 追加の議論を行うべきと思われます。

追記: 議論に同意します。
 
 

受信メッセージ:ミーティングルームの使用を許可する。-██

 
 

補遺: 現段階において、我々のセキュリティ・クリアランスレベル及び所持権限において可能だった調査は全て行ないました。

追記: これまでの調査において異常性は確認出来ませんでした。

補遺: 今影響をオブジェクトとして認定する場合、調査が行き届いていない範囲内全てに同様の調査を行なう必要があります。収容を行なう必要があります。全ての該当する空間の霊的実体の有無を調べる必要があります。全ての該当する空間のヒューム値以上の有無を調べる必要があります。全ての該当する空間のGoI関与の有無を調べる必要があります。現在把握されているオブジェクトへの干渉の有無を調べる必要があります。

追記: オブジェクトとして認定しない場合、形容するべき言葉が見付かりません。現在の財団が基準としている「通常」の空間には一定以上のオブジェクトによる影響及び対策ミームが散布されている場合が殆どであり、同様です。同様に影響を受けており、ミームの散布による影響を受けている事が確認されています。ミームの一時的な遮断においてはオブジェクトの影響が発生し、逆の場合も同様です。反ミーム性及び反影響さえも存在しません。

補遺: もう一つ、可能性として存在する理由があります。

追記: それは?

補遺: 既にオブジェクトであり保護、或いは利用されているという場合です。一般職員の可能な調査では異常性が確認出来ない隠蔽が施されている場合ならば、これまでの調査において一切の発見が無い理由も考察可能です。

追記: これ以上の調査がセキュリティ・クリアランスレベル違反になる可能性が高い場合、これ以上の干渉は控えるべきだと思われます。

補遺: より詳細な調査が可能になるセキュリティ・クリアランスレベルを取得するまで待つ必要があると思われます。

追記: 或いは、隠蔽されていた項目にアクセス可能となる権限が必要になると思われます。
 
 
 

受信メッセージ:██のセキュリティ・クリアランスレベル█の取得を認可する。-██

 
 
 
 

受信メッセージ:██の権限████の付与を許可する。-██

 
 
 
 
 

受信メッセージ:██を本日付けで██-█に任命する。並びに周辺人物に対する隠蔽処置を実行する。-██-█

 
 
 
 
 
 

<記録:第████回職員処分協議>

<記録開始>

評議会: ██、あなたが何故此処に呼ばれたのかを理解していますか?

追記: 問題行動を取った覚えはありませんが、何があったのでしょうか?

評議会: これまで確認された限りでも、複数件の問題行動が確認されています。

評議会: 異常性の存在しない地点で、どれだけの無駄な時間を費やして実る事の無い調査を行なったのでしょう。

評議会: Dクラス職員に徹底的な調査を行わせた末に、意図的に死亡させた後に意図的に死骸を放置し続けた理由に関する説明をお願いします。

追記: 調査の為です。

評議会: それ以外には?

追記: 特に何も。

評議会: 本当に?

追記: 本当です。

評議会: 分かりました。でしたらあなたは意図的に…何の嗜虐的嗜好も、GoIに密かに組している訳でも無く、ただ調査を行いたいという名目で、年単位での無駄遣いを行った。間違いありませんね?

追記: 確かに私一人で行なった。間違いありません。

評議会: あなたのセキュリティ・クリアランスレベル█はすべて剥奪されます。

評議会: あなたの所持していた権限██████はすべて剥奪されます。

評議会: あなたの身柄は今協議終了後速やかに拘束されます。

追記: 分かりました。

評議会: 反論はありますか?

追記: ありませんが、質問はあります。

評議会: 何か?

追記: この篩こそ本分なのでしょうか?

評議会: <権限がありません>

追記: なるほど。

<記録終了>

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