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SCP財団中国支部確保施設ファイル
正式名称: SCP財団中国支部東シナ海次元施設
サイト識別コード: ESDim-Site-CN-60
基本情報
サイト概要: 次元サイト-CN-60は1隻の錨泊した船舶で、主に脅威度が低い/無害な海洋系・夢界系のアノマリーを収容・研究しています。また、サイト-CN-60は財団職員に向けたリゾート施設としての機能を兼ね備えています。
サイト機能: 研究、保管、レジャー、緊急避難施設
設立管理官: 2011年3月1日
サイト管理官: 陳少儒博士
規模: 小型(500人以下)
所在地: 中国,東シナ海
カバーストーリー: 財団フロント企業「シーズンズ・コースト石油」旗下の浮体式生産貯蔵積出設備
オフィス及び区分け情報:
(備考: 海面は通常、3~4層に位置。第7層は甲板。)
メインオフィス(6層): サイト管理所
メイン収容室(3、4、5層): 警備員が常駐、無許可の進入を禁ず。
8層: Dクラス職員宿舎
7層: 職員宿舍および生活区、医療センター
6層: 低セキュリティオブジェクト研究
5層: 高セキュリティオブジェクト研究
4層: 特殊指定無し
3層: 無害/低脅威物品保管室
2層: 無害物品保管室
1層: 補給・メンテナンス施設
船舶情報
中文船名 | 東海石油331 |
英文船名 | Eastern Sea Petroleum 331 |
旗国 | 中国(China) |
船籍港 | 上海(Shanghai) |
船舶管理会社 | シーズンズ・コースト石油(Seasons Coast Petroleum) |
船舶タイプ及び用途 | 浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO) |
総トン数 | 27万トン |
載貨重量 | 11万トン |
喫水 | 15.7メートル |
航海速力 | 非自航 |
甲板層数 | 7;1st Deck |
職員情報
サイト管理官: 徐少儒博士
サイト副管理官: 陳扶風博士
職員副管理官: 趙焚琴博士
施設副管理官: Emilia White博士
研究副管理官: 魏汝昌博士
収容副管理官: Charles Patel
機動部隊副管理官: エージェント・楊益騰
現場職員:
部門長: 12
博士職員: 48
研究員職員: 101
管理職員: 40
メンテナンスもしくは用務員: 56
セキュリティ職員: 83
D-クラス: 20-50
他職員: 29
収容オブジェクト
アイテム番号 | オブジェクトクラス |
---|---|
SCP-CN-135-2 | Safe |
SCP-CN-275-1 | Safe/Apollyon |
SCP-CN-227-β | Safe |
SCP-CN-1400 | Archon |
SCP-CN-1677 | 未分類 |
詳細情報
本サイトは当初、SCP-CN-135-2を収容するために設立されました。オブジェクトの移動不可能な性質を踏まえ、錨泊した船舶を用いて収容することにしたのです。その後の発展において、次元サイト-CN-60は次第に夢や海洋系のオブジェクトを収容する施設になっていきました。その地理的な位置は一部の海洋系オブジェクトを収容するのに適しています。同時に、SCP-CN-135-2の強大な夢界へのインタラクト機能をも備えていることから、低脅威度の夢界系SCPの研究に莫大な便宜をもたらしています。
載貨重量の関係で、サイトの規模は小さく、常駐職員は500人以下となっています。サイトCN-60は動力システムを持たない非自航式の浮体であるため、主要施設の近くには救命ボートやフェリーが停泊しています。また、最寄りの上海洋山港には財団の船舶牽引設備があり、サイト-CN-60と超次元空間ポータルの相対位置を調整するために使用されます。サイトには2機のヘリコプターとヘリポートが備わっており、物品の輸送と緊急避難のために用いられます。
SCP-CN-135-2はメイン収容室に位置しています。メイン収容室は30*30㎡のホールであり、3層に分かれています。このため、季節の変化で喫水線が変わったとしても、SCP-CN-135-2を収容室内に留めることが可能です。ゲートには警備員が駐在し、無許可の立ち入りを防いでいます。メイン収容室の警備員はセキュリティクリアランスレベル3以上かつ「良好」以上の忠誠度が求められます。
クリアランスレベルが2以上で、かつ「良好」以上の忠誠度を有する財団職員は、サイト-CN-60の超次元空間における休暇を申請することができます。休暇は1週間を超えてはならず、SCP-CN-135-2に立ち入るすべての人員は厳格な登録と審査の対象となります。これまでのところ、サイト-CN-60は本来の研究機能よりもリゾート施設としての機能の方が大きいといえます。