クレジット
タイトル: MEME主義 ハブ
原題: MEME主义 中心页
著者: ©︎Ninth BB
作成年: 2020
(以下、元記事より転載)
本シリーズに属する記事の日時、場所、人物、事件、物語、その他のコンテンツはすべてフィクションであり、実在の人物や事件とは関係ありません。
似てる部分があっても、それはあくまでも偶然です。

情報は今、光の速さに達している
されど、月はその速さをあざ笑っていた
私が思うに、我々のこの星では最近、一つの新しい自己複製子self-replicatorが出現した。
それは我々の目の前に存在する。
それは依然として幼年期にあり、原始のスープの中で、いまだ不器用に漂っている。
だが、それは進化の過程を今まさに推し進めている。本来の遺伝子とは比べ物にならないほどのスピードで。
この新たなるスープこそが、人間文化という名のスープなのだ。
——『利己的遺伝子』
SCPソーシャルプラットフォーム シリーズ
よーく覚えておけ。いま俺たちはPKクラスイベントの真っ只中に置かれている。
けれど、財団は無法地帯ではない。だから、お前もアウトローになる必要はない。
あんなMEMEに振り回されちゃいけない。まともな情報を受け容れる、まともな人間にならなきゃいけないんだ。
「4chanってのは掃き溜めみたいな掲示板だ。5chのように低俗で、見ていて気分が悪くなる」
「けれど、お前は否定できない。こんなクソみてぇな所でも、"オリジナル"の源流だっていうことを」
「そうとも言えないよ。知名度ってのは人が集まらないと上がらないものさ」
「もうよせ。█chも████wikiも、動画に付くコメントも、最近は荒れてばっかりだ。ああいうはた迷惑な連中を追い出せないのが恨めしいよ」
「まるで、君がよく見てる『██████』みたいだね。君と君の友人も言ってたろう。"エアプ勢の多くは何も知らずに叩きまくる。どうにかして駆逐できないものか"って」
「これが俗に言う"人と人は分かり合えない"ってやつさ!」
『ナインス博士による講演 ~PKクラスイベントで如何にして生き延びるか~』、別名『ミームネタを止めるんじゃねえぞ…』の抜粋
作者: Ninth BB
「逆に言うと、"愉しみながら死んでいく"この現代において、真面目にネットをやる人が何処にいるでしょうか?」
「苦労して教え諭しても、彼らは笑い話と受け止め、また次の記事を読み始めるかもしれないのです」
イオンとブマロのエロ同人 作者: Meowait
「█でも書いとけこの野郎。ブマロが女??テメェ█にたいのか??」
「性別を語る前に、メカニトの教義を言っておくが、先駆者ロバート・ブマロはかつて『職人はただ神にのみ答える、その手で御神体を修復するために』と話された。それなのに、お前の書いたこれは何だ?お前は女体化イオンでテメェのクソ███を慰められるのか?教義をひん曲げる新参はおととい来やがれってんだ」
SCP-CN-1169 不純なバーチャル社交組織 作者: Ninth BB
「冷え切った世界よりも、手のひらの上にある機械の方が、ずっと彼らに温もりを与えているように見える」
「サイバーパンクの基盤である現実世界は、あらゆる創造力を占有し、無数のmemeへと変えていく。あらゆる作品が引き裂かれ、乱雑な電気信号と成り果てた」
「オブジェクトは過去の経歴に対する再帰性局地的現実改変を引き起こそうとしており、他者を怒らせ、自身の生理学上の母親を罵らせるよう、継続的に誘導を行います」
「改変が発生した際、生理学上の母親は一時的に"かつて存在した"状態に置かれます。これにより、オブジェクト自身の存在が一時的に保たれることになります」
光、および現実という海における量子力学 作者: Ninth BB
「財団の仕事は昔から、ホワイトカラーな日常と命の危機を反復横跳びするもので占められている。インシデントレポートを読んだ時、ナインスはある種のマジックリアリズムに起因する驚愕に苛まれた」
「作者たちの意識は海中を漂う。神すらも創り出せるこの世界において、真実とは何かを探し続けている」
「この物体は、抽象的な意味で「長い」と考えられるあらゆる物体・概念(巻取り紙など)を敵視しています。その「長い」の定義は実験では不安定であり、主観的なものであると推測されています。」
短而有物短いが中身があるもの
バーチャルの偶像神格 シリーズ
神が誰であろうとも、世界の法則を左右することは不可能だ。
資本論で論述されたものもまた、社会学における法則である。
そういうわけで、神々は人類が発明した遊戯を遊ばされる羽目になった。
「この時代、バーチャルライバーはありふれた存在だ。しかし、すべてのライバーが存命中に名を成せるとは限らない」
「忘れ去られた神がいたとして、それは死んだこととどういった違いがあるというのか?」
初めまして!私はシオクラシー@ネット二期生、バーチャル神ライバーのカルメン・アンジェラだよ!
作者: Ninth BB
「みんなが私を捻じ曲げることができる。私はモニターの中の木偶でくで、みんなが欲する私を演じている」
「とっくに幽霊だと思われてるわ。ネットワークを彷徨う幽霊とね」
作者: Ninth BB
「ネットワークとは人の造りし世界だ。人間の考えとルールに基づき、"流星.exe"なるゲームを延々と運営している」
「朗らかな牧歌が音符単位に分解され、工業的な生産ラインで組み直された時。
そこに宿る魂は雲散し、後には無念の叫びだけが残される」