キロン・モデル

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戦場は我等の饗

ハイ・テーブルより警告

以下の情報はヴァルラウン・コーポレーションの保有資産であり、アクセスはハイ・テーブルおよび権限を持つ職員に限定される。

権限のないヴァルラウン・コーポレーションの従業員が以下の文書を閲覧することは規約第47条に違反し、それに応じた制裁を受けることとなる。これにはヴァルラウン・コーポレーションからの解雇処分を含む可能性がある。

以下の文書を閲覧した非被雇用者は、社内の情報保護方針に基づき、許容可能な二次被害対象 (ACD)と認定される。

Óðinn á yðr alla

キロン・モデルの開発に関する内部説明文書

戦術的正当性:

ヴァルラウン・コーポレーションは、従業員、特に軍事請負業に従事する者の優秀さを誇りとしている。そのため、正規軍および秘儀軍の双方で輝かしい戦績を残した、厳選された候補者のみを採用している。残念なことに、軍人という職業は肉体的な負担が大きいことで知られている。貴重な専門知識を持った多くの退役軍人が、身体的な損傷のために民間軍事任務に就くことができない。この問題に対する解決策を提供することで、ヴァルラウン・コーポレーションは未開拓の潜在的人材市場への参入を可能とする。

ヴァルラウン・コーポレーションの研究開発部門は、長年にわたりこの問題に対処するための様々なプロジェクトに取り組んできた。その成果は、軍用の超常人工装具 (パラ-プロステティクス) の新たなフレームワークであるテュール計画へと結実した。テュール計画は、ヴァルラウン・コーポレーションを超常人工装具の開発における主導的立場へと押し上げることを目標としている。毎年、軍事請負職員の約8%を肉体的傷害のために失っている現状を鑑みると、この計画は我々の事業にとって最優先事項である。テュール計画が成功すれば、貴重な人材の流出を防止しながら、採用対象を拡大することが可能になる。

概要:

テュール計画の最初の開発機であるキロン・モデルは、傷害を負った人員の運動能力を回復させるだけではなく、それを大幅に向上させることをも可能にする。これは、近年の合成神経開発におけるブレイクスルーによって実現可能になった。人工神経を脊髄に接続することで、中枢神経系と合成義肢構造を本質的に区切れ目なく統合することが可能となっている。損傷を受けて、かつ/または不必要になった部位を取り除き、被験者の身体構造を高速全地形機動に適応させることで、我々の軍隊に貴重な資産を追加することができる。検討されている用途としては突撃部隊や偵察隊が挙げられるが、これらに限定されるものではない。

現在のキロン・モデルのプロトタイプは軍事演習において非常に高い有効性を示した。適切な新兵を確実に確保できるのであれば、来年第二四半期にもキロン・モデルを実線投入できる見込みである。

添付資料:

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戦闘訓練中のキロン・モデル


Sjörup
最高研究開発責任者

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