財団、解散
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O5議会からのメッセージ

From: O5議会
To: 全財団職員

すべての財団職員へ:
ごきげんよう。
我々は2000年前からずっと、世界中の暗部で活動してきた。
我々が正常を維持したことで、人々は生き残り、恐怖や不信、個々人に対する疑念から解放された。同時に、地球外、異次元、宇宙空間がもたらす影響から、人類ヒューマンの独立を保つことができた。
しかしもう、世界は我々を必要としなくなっている。

この2000年間、我々は地球を守り、無数の危機や脅威に対抗してきた。
我々はトゥースリア人の手中から、人類の自由と独立を奪い返した。
我々はオリオン座戦争を繰り広げ、地球の勝利と平和を手に入れた。
我々は常に奮戦を続け、人類も常に拡張を続けた。
我々は地球連邦FOEの樹立を手助けした。駆け出しの連邦を支え、絶え間ない戦火の中、人類の勝利に貢献してきた。
そして、種は芽を出した。
今、連邦は有り余るほどに強くなった。
人類の威名は銀河へ遍く広がり、無数の種族が我々を讃え、信奉している。
人類の文明は頂へと達し、群星の中で絢爛な輝きを発している。
財団なんてものはもう、必要なくなったのだ。

もう確保しなくても良い。
3年前、我々は地球に"灯台"を築き上げた。これにより、地球から50万光年先までのヒューム値が固定された。神も悪魔も、現実改変者も現れることはなくなった。

もう収容しなくても良い。
現在、すべてのサイトが地球連邦への移管手続きを始めている。連邦が擁する資源は我々の何千倍、何万倍にも相当する。我々が手を焼く問題も、彼らにとってはちょっとした戯れに過ぎない。

もう保護しなくても良い。
1000年前、団結号1が地球の空から旅立った。この時にはもう、我々は団結号の武装が粗末かつ脆弱であるとみなしていた。
54年前、我々はいて・りゅうこつ腕2で団結号を破壊し、彼らの防衛していた文明を略奪するに至った。

人類はもはや、保護すべき弱小種族ではなくなった。我々は数多の文明が讃える神となり、数多の文明が恐れる悪魔となった。

財団はもう、必要なくなったのだ。

今回、O5議会は共同で以下の決議を下した:

財団は本日より、解散の手続きに入る。すべてのオブジェクト、技術、サイト、装備は地球連邦へと引き渡される。

エージェント、研究員、保安要員、戦術スペシャリスト、機動部隊よ。

君達の職務と貢献に感謝を申し上げる。

ありがとう。そして、さらばだ。

SCP財団O5議会
西暦4000年 1月1日

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