ヒヤシンス聖歌
SCP財団オーディオデータベース
ファイル98A07 - ヒヤシンス聖歌より抜粋、2012-13。
ヒヤシンス修道会(フロリダ州クロス市)が発信源と思われる短波無線放送が、少なくとも1978年から発信されています。この基地局は通常は音色と数字のみ放送しますが1、時折、歌、聖書の読み上げ、談話が基地局から放送されました。20 ██から201██の全ての放送は一貫して参考人-35223である、1つの声を特徴とします。POI-35223は特定されておらず、件の放送も、ここの最後に公開されている抜粋以降の物からは放送されていません。
複写
抜粋1 - "スイセンの黄色とヒヤシンスの青色" (0:00–0:56)
未知の作品の聖歌。
POI-35233: 準備はいい?
ベースギターとスライドギターが演奏されます。POI-35233と不明が歌います。
POI-35233と不明:
スイセンの黄色とヒヤシンスの青色
なんて事、なんて事、わたしはあなたの胸に迫っている
無実の真実と共に、わたしと、かれで釣り合わせて
なんて事、なんて事、わたしはあなたの胸に迫っている
簡単な乗り物ではなく、海辺で生まれた
なんて事、なんて事、わたしにあの白い扉を見せて
そしてわたしの魂が道を誤るならば、わたしは役には立てない
なんて事、なんて事、わたしにあの白い扉を見せて
スイセンの黄色とヒヤシンスの青色
なんて事、なんて事、わたしはあなたの胸に迫っている
無実の真実と共に、わたしと、かれで釣り合わせて
なんて事、なんて事、わたしはあなたの胸に迫っている
抜粋2 - "主は水辺に立った" (0:58–2:20)
チェザレオ・ガバラインの聖歌の節を多く引用していますが、音楽の共通性はありません。
バイオリンが演奏されます。POI-35233が歌います。
POI-35233:
主は水辺に立った
裕福にも賢くもない者達をご覧になった
あなたはわたしにのみ、おとなしく従うよう申し付けた
[判読不能]
主よ、あなたの瞳はわたしを見つけ出した、
やさしく微笑み、わたしの名を口にした
その時、わたしの舟はわたしの後ろの水辺へと出た;
あなたの側で、わたしは他の海を捜し出す
あなたはわたしの貧しさをよく存じている
わたしの舟には金や武器は無い
代わりに網と魚 -- わたしの日課である
あなたはわたしの手を必要とし、気にかけることがたくさんある
他の者を休ませる、わたしの労働を通して
そして優しくし続ける、不変の愛
あなたは他の海で漁をされていた
待ち続けている魂は、常に期待していた
わたしの愛する友人、そのようにあなたはわたしをお呼びになった。
抜粋3 - ミカ書第7章:1-7節 (2:22–3:22)
バイオリンが演奏されます。POI-35233が語ります。
POI-35233:
わざわいなるかな、わたしは夏のくだものを集める時のように、
ぶどうの収穫の残りを集める時のようになった。食らうべきぶどうはなく、
わが心の好む初なりのいちじくもない。
神を敬う人は地に絶え、人のうちに正しい者はない。みな血を流そうと待ち伏せし、
おのおの網をもってその兄弟を捕える。
両手は悪い事をしようと努めてやまない。つかさと裁判官はまいないを求め、
大いなる人はその心の悪い欲望を言いあらわし、こうして彼らはその悪を仕組む。
彼らの最もよい者もいばらのごとく、最も正しい者もいばらのいけがきのようだ。
彼らの見張びとの日、すなわち彼らの刑罰の日が来る。いまや彼らの混乱が近い。
あなたがたは隣り人を信じてはならない。友人をたのんではならない。
あなたのふところに寝る者にも、あなたの口の戸を守れ。
むすこは父をいやしめ、娘はその母にそむき、嫁はそのしゅうとめにそむく。
人の敵はその家の者である。
しかし、わたしは主を仰ぎ見、わが救の神を待つ。わが神はわたしの願いを聞かれる。
抜粋4 - "Here And Heaven" (3:30–4:59)
ブルーグラスミュージシャンであるクリス・シーリの2011年の作品。
バンジョーが演奏されます。POI-35233と不明が歌います。
POI-35233と不明:
ハンマーと釘と失敗の恐れを抱きながら、俺達は小屋を建てている
この世とあの世の間、長い待機と結婚の間、
俺達は少年少女の安寧を保とうとしてるというのに意識を失ってしまう
俺達はそこで互いに耳も目も効かなくなるまで、俺達の作業を練習する事ができる
冬ではなく秋、夏ではなく春、寒くはなく涼しい
そして暑くなく暖かい、俺達皆は年を取ることを忘れてる
矢と弓そして種達は種蒔を託し、俺達は自身の権利を賭けている
とても豊かな土地で、俺達は道中で傷付けた者を忘れ、
誰かを強く抱き締める為に慣れない手を差し伸ばしたが、壁を取り壊す為には大胆さが足らなかった
俺達は星々を見つける程には迷わなかったから、彼らが並ぶ理由と、
柔らかではなく激しく落ちた理由は交わらなかった
冬ではなく秋、夏ではなく春、寒くはなく涼しい
暑くなく暖かいそこでは、誰もが年を取ることを忘れている
抜粋5 - 詩篇40編の読み上げ (5:02–6:58)
POI-35233が語ります。定期的に発砲音が聞こえます。
POI-35233:
わたしは耐え忍んで主を待ち望んだ。主は耳を傾けて、わたしの叫びを聞かれた。
主はわたしを滅びの穴から、泥の沼から引きあげて、わたしの足を岩の上におき、
わたしの歩みをたしかにされた。
そして彼は私の口に置かれます、新しい歌を、我らの神への賛美を、
多くの人は見、おそれ、そして主に信頼します。
主は新しい歌をわたしの口に授け、われらの神にささげるさんびの歌をわたしの口に授けられた。
多くの人はこれを見て恐れ、かつ主を信頼するであろう。
主はおのが頼みとする人、高ぶる者にたよらず、偽りの神に迷う者にたよらない人はさいわいである。
わが神、主よ、あなたのくすしきみわざと、われらを思うみおもいとは多くて、
くらべうるものはない。わたしはこれを語り述べようとしても多くて数えることはできない。
あなたはいけにえと供え物とを喜ばれない。あなたはわたしの耳を開かれた。
あなたは燔祭と罪祭とを求められない。
その時わたしは言った、「見よ、わたしはまいります。書の巻に、わたしのためにしるされています。
わが神よ、わたしはみこころを行うことを喜びます。あなたのおきてはわたしの心のうちにあります」と
わたしは大いなる集会で、救についての喜びのおとずれを告示しました。
見よ、わたしはくちびるを閉じませんでした。主よ、あなたはこれをご存知です。
わたしはあなたの救を心のうちに隠しおかず、あなたのまことと救とを告げ示しました。
わたしはあなたのいつくしみとまこととを大いなる集会に隠しませんでした。
主よ、あなたのあわれみをわたしに惜しまず、
あなたのいつくしみとまこととをもって常にわたしをお守りください。
数えがたい災がわたしを囲み、わたしの不義がわたしに追い迫って、
物見ることができないまでになりました。それはわたしの頭の毛よりも多く、
わたしの心は消えうせるばかりになりました。
主よ、みこころならばわたしをお救いください。主よ、すみやかにわたしをお助けください。
わたしのいのちを奪おうと尋ね求める者どもをことごとく恥じあわてさせてください。
わたしのそこなわれることを願う者どもをうしろに退かせ、恥を負わせてください。
わたしにむかって「あはぁ、あはぁ」と言う者どもを自分の恥によって恐れおののかせてください。
POI-35233が休止します。深い呼吸が聞こえます。
しかし、すべてあなたを尋ね求める者はあなたによって喜び楽しむように。
あなたの救を愛する者は常に「主は大いなるかな」ととなえるように。
わたしは貧しく、かつ乏しい。しかし主はわたしをかえりみられます。
あなたはわが助け、わが救主です。わが神よ、ためらわないでください。
装填している銃の音が聞こえます。放送が終了します。
ページリビジョン: 10, 最終更新: 10 Jan 2021 16:28