蛇と看守

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蛇と看守
我に匹敵する古き物語
果てしなく続く実りなき戦い
何人たりとて否定できぬ理由に端を発す

蛇は至聖所を有していた。
看守は声を大にして咎める「不公平だ!」
入場を禁じられたがゆえ
看守は我慢ならなかった

そこで看守は突き回した
"ウェイ"を見い出せたがゆえ
されど蛇は座して待った
彼奴等が窮地に陥ったがゆえ


ああ、蛇の裏切者よ
ムースMooseという名の小娘よ
あの日天空は黒ずんだ
蛇にすれば、絞首刑に処せられたtied a nooseのだから

魔術を教示された
"ウェイ"の魔術師
ああ悲劇的な物語と共に
この小娘は成長した

今や看守らの支配者であり
シグマ-3という名の組織の教師
裏切者は力を望んだ
我等が自由を奪われぬ限り、満足する日は訪れまい。


あの月は12月だった
看守は錠を破壊した
されど残り火があった
彼奴等は司書を起こしてしまった

臆病者共の叫びが轟く
司書が攻撃してきた時には
侵入者共は散り散りになった
己の監獄に、慌ただしく戻っていった。

以上が蛇が至聖所を守った顛末
看守の地獄はなおも続く
ムースよ、我等に対する感謝など要らぬ
されど別れの言葉をここに記す

Luxaiki、fairydoctor、Valdeviaへの感謝を共に

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