サイト-19攻城戦
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テリー、伝えなくてはならないことがある。そのファイルを取ってくれ。

送信者 MALLARD.AIC
対象者 ten.pics|91etis_lla_ffats#ten.pics|91etis_lla_ffats, ten.pics|lla_ecnaraelc_2level#ten.pics|lla_ecnaraelc_2level
内容

非民間人の大規模な集団が財団保安サイト-19の3km圏内に侵入しました。 人工知能による解析の結果、当該集団が小型火器、爆発性兵器、超常技術兵器で武装していると判断されました。7つの異なる要注意団体が識別されており、うち5つの団体が即時捕縛対象のリストに掲載されています。

当該状況はクラス-ALPHA保安上脅威と見做され、レベル2以上のクリアランスを持つ全職員に通知されました。人工知能による誤検知の疑いがある場合には、この報告書へのリンクを添付し、ten.pics|daia#ten.pics|daia にご連絡ください。


こりゃ結構。AICがまたクソしやがったな

違う、誤検知じゃない。こっちを殺そうとしてる連中がサイト全体が取り囲んでるのがはっきり見える。

信じられないな… コロナのせいでサイト保安員の半分を自宅に帰らせたっていうのに

2020/09/13、#site19-commandより抜粋

KPC: じゃあbotの間違いじゃないんだな?

~dirmoose: ええ

~dirmoose: jrdeneal どういう状況?

&jrdeneal: 部下が目録を作成中

&jrdeneal: 正確な結論は出てないが推測はある

~dirmoose: どういう意味?

&jrdeneal: 向こうは銃を持ってるが、こっちには十分なフィールド・ディスラプターがある。問題ないだろう

~dirmoose: 素晴らしい。職員たちは?

@dr_braive: 私のいる階では、みんな怖がっているがパニックじゃない

&serioussam: 全員を集めてます、バンカーに避難させます。怖がってますが、こっちにフィールド・ディスラプターがあることを知っています。

@GeorgeKastos: よし、最高司令部は我々の状況を知ってるはずだ。落伍者どもの一掃のために支援が来るだろう。

KPC: これがバウの言ってたことだと思う?

rsrclater: 恐らく。群衆の中にCIとCotbgの連中を検出した

%ler: そいつら、お互いに嫌いあってるんじゃなかったか?

~dirmoose: 心配ない、今日の終わりまでには片付くはずよ

勢力比較報告: サイト-19

デニール博士により作成

敵軍勢力:

  • カオス・インサージェンシーの歩兵 約5,000人
  • カオス・インサージェンシーの戦車 少なくとも100台
  • 壊れた神の教会の戦闘員(機械的増強を受けている) 約800人
  • 壊れた神の教会のギアレンダー1 約50人
  • 緋色の王の教会の錬金術兵士 少なくとも500人
  • SCP-140-A、70体のSCP-140-2実例2を伴っている

サイト-19勢力:

  • 訓練を受けた保安職員 500名
  • MTF ベータ-2 ("スラップスティックス")、 MTF ヨタ-5 ("ブレイズ・オブ・グローリー")、MTF チャーリー-5 ("スクラップメタル・スピッターズ")
  • 複数分野の研究職員 4,000名
  • 補助職員(食堂スタッフ、清掃スタッフなど) 1,000名
  • サイト備え付けのボソン・フィールド・ディスラプター3 7台

個人的には勝利を予想しています。一刻も早くフィールド・ディスラプターを起動してください。

映像記録転写


場所: 保安サイト-19、フィールド・ディスラプター室

日時: 2020/09/13、07:00


<記録開始>

<エングストローム軍曹をはじめ、フランク技術員、リー技術員、マッキニー技術員が部屋に入る。彼らはフィールド・ディスラプターの制御盤のそばに陣取る。>

エングストローム: さて、この悪ガキを暖めようか。そうすればサイトの悩み事を一つ減らせるわけだ。第一原子炉に点火せよ。

<三人の技師が同時に原子炉の点火キーを回す。部屋の南側にある原子炉が起動する。それは1分ほどで黄色い光を放ち始め、室内を照らし出す。>

エングストローム: 原子炉は最小出力。破壊機構のウォームアップを開始。

フランク: サー?

<リー技術員とマッキニー技術員がダイヤルを回し、破壊機構のウォームアップを開始する。フランク技術員がフィールド・ディスラプターの前部を開け、内部を調査する。>

フランク: サー、何者かがディスラプターに手を加えたようです。

エングストローム: すまん、今何と?

フランク: 誰かが中身を入れ替えてます。この中にあるはずの小さなコンピューターが、岩に置き換えられているみたいなんです。

エングストローム: ではなぜ操作できてる? シャットダウンしろ、まず修理が必要だ。

<フランク技術員がフィールド・ディスラプターを非活性化する。>

フランク: 全く不明です。科学者連中に見て貰いましょうか、取り外します。

エングストローム: よろしい — リー! マッキニー! なぜディスラプターを止めない!

<リー技術員とマッキニー技術員はエングストローム軍曹を無視する。>

エングストローム: 耳が聞こえなくなったのか? ディスラプターを止めろ! これは命令だ!

<リー技術員は制式拳銃を取り出し、エングストローム軍曹に三発撃ち込む。二発目は頭蓋骨を貫通し、脳に致命的な損傷を与える。死の寸前に、エングストロームは侵入警報を作動させる。>

<数人の保安職員が部屋に突入してくる。フィールド・ディスラプターが作動する中、不正な技術員は警備隊と銃撃戦を開始する。技術員は両者とも、警備隊によってすぐに終了される。警備隊はフィールド・ディスラプターを止めようとするが、凝固した樹液のような物質が扉を開けるのを阻む。フィールド・ディスラプターが起動すると爆発が起こり、部屋を飲み込む。>

<記録終了>

終了報告: リー技術員とマッキニー技術員が、どのようにして二重スパイとしての発覚を回避し、フィールド・ディスラプターを操作権を得たのかは不明である。リー技術員は、E-093にに侵入する以前の██████保守技術員と同一人物に見えることが指摘されている。

映像記録転写


場所: サイト-19 外

日時: 2020/09/13、08:00

序文: この映像はフィールド・ディスラプター破壊の後、サイト-19の全職員に対し送信されたものである。


<記録開始>

<映像は演壇を向いて始まる。演壇の後ろには、サイト-19を囲む包囲軍が見える。軍服を着たジョージ・バウ将軍が演壇に上がる。彼は話し始める前に咳払いをする。>

バウ: ご機嫌よう、ムース管理官殿。まず初めに、昇進おめでとう。君はもともと優秀な研究者だったので、そのような尊敬される立場に就いたのは当然のことだろう。

バウ: では、社交辞令は終わりにしようか。まず、とにかくはっきりさせておきたいことがある。君たちは無防備だ。フィールド・ディスラプターは現代科学の驚異かもしれないが、我々の軍隊が無力化した。我々、財団排除連合はサイト-19に収まりきらないほどの兵士を有している。君たちには拠点があるという利があるが、我々のテレポート装置を使えば、それも然程大きな要因にはならないだろうな。

バウ: 我々はサイト-19と外部の通信・移動手段を全て遮断した。要求は一つ、サイト-19を財団排除連合に全面的に引き渡せ。その施設とアノマリーは全て我々のものになる。30分以内にこの要求が満たされない場合、我々はサイト-19を攻撃する。

バウ: ここで我々の目的の一つを明らかにしたい。犠牲者を出さないことだ。財団に採用されるには優秀な脳が必要だが、それが全て地面にこぼれ落ちてしまうのは残念なことじゃないか。これから30分の間、我々の連合に自首した人員に危害を加えることはない。それどころか、捕虜にもしない。記憶を消し、無傷で家族の元に帰してやろう。

バウ: 30分のカウントはたった今始まった。幸運を祈るよ。

<記録終了>

2020/09/13、#site19-commandより抜粋

&jrdeneal: 映像のあと、うちの部下は30人も出ていった

@GeorgeKastos: 公平のために言うと、まあ悪くない取引ではある

&serioussam: なぜscipnetにアクセスできないんでしょう? 衛星通信に接続していたのに。

@dr_braive: ディスラプターを破壊した奴らを知ってるか? 衛星室にも何人か入ってきたんだよ

KPC: ああ、ちくしょう こんなとこで死にたくない

~dirmoose: オフィスに個人用の衛星通信があるわ。まだ最高司令部と繋がってる

rsrclater: ムース様最高!

KPC: 頼む、お願いだから良い知らせを聞かせてくれ

~dirmoose: MTF アルファ-9 ("新たなる希望") が可及的速やかに配備されてる。45分ほどでここに

~dirmoose: 司令部は下される鉄槌も動かし始めた。GOCも人員を送ってくれると言っている。こっちはもう少しかかりそう

rsrclater: 45分だって随分遅い

%ler: アルファ-9って確か、10人くらいだろ?

&jrdeneal: dirmoose 本気で、救助まで45分もかかると部下に言わせるつもりか?

~dirmoose: ler 我々が管理するうちで最も協力的なアノマリーが10人、加えて40人の援助隊員。最高司令部がこの短期間で動員できるのは彼らだけよ

~dirmoose: jrdeneal 何も言わないで。亡命させたくない

KPC: dirmoose 現実改変パワーで、こいつらを地図から消すことってできない?

~dirmoose: KPC 私は現実改変者じゃないわ、ただの噂よ

~dirmoose: 小さな廊下だらけのサイトで、大きな銃があるのはこちらに有利ね。重要な隘路にタレットを設置すれば、軍がここに来るまで十分時間が稼げるはず

~dirmoose: serioussam 部下に対空砲を持たせて屋上に登らせて。奴らは上への道を探すつもりよ、間違いない

&serioussam: 了解

~dirmoose: 他の全員はバンカーに退避を。こっちは助けが来るまで耐えれば良いんだから



サム、次に何が起こったんだ?

バウ将軍は約束を守った。


サイト-19 状況自動報告

現在 2020年9月13日 08:34、サイト-19の完全性に対するいくつかの違反が自動化システムによって検出されています。注目すべき違反は以下の通りです。

  • ${UINT8_T_OVERFLOW}体の実体が正門から無許可で侵入。
  • 234体の実体が裏門から無許可で侵入。
  • 249体の実体がレベル2/技術員認証なしで保守点検通路に侵入。
  • 53体の実体が屋上に存在。
  • 大きな爆発により、エヴェレッド棟の南側壁面が損壊。

サイト-19の現状は以下の通り。

  • Euclidクラスアノマリーの収容 問題なし ●
  • Keterクラスアノマリーの収容 問題なし ●
  • Safeクラスアノマリーの収容 問題なし ●
  • 上層管理オフィスの完全性 問題発生 ●
  • 財団イントラネットへの接続 オフライン ●

映像記録転写


場所: サイト-19 15F 通路

日時: 2020/09/13、08:40


<記録開始>

<カメラは15F通路の南端に設置され、北端側を向いている。廊下のそちら側には、未識別のサイト-19保安部隊員が銃架に載せられた銃を構えている。>

<カオス・インサージェンシーの歩兵が二名、角を曲がってくる。隊員は銃を発射し、両者を素早く無力化する。隊員は眉を拭きながら、何事かつぶやく。>

<3分後、カメラが向いている方の壁が崩れ落ちる。その穴からはメカニトのギアレンダーが姿を現す。隊員は発砲するが、弾丸は損傷を与えることができない。ギアレンダーは腕の大砲から高速の金属弾を射出し、隊員を即死させる。>

<穴からもう一体のギアレンダーが現れ、廊下を進む。しかし、不明な地点から出現した手榴弾が片方のギアレンダーに当たって爆発し、床に倒れさせる。その後も手榴弾は高速で出現し、ギアレンダーに攻撃を加える。最終的に両者の装甲は破壊される。>

<手榴弾が出現した地点から、SCP-2273が何もない空間を "よじ登って" 出てくる。「よくやった、アイリス」と呟く声が聞こえ、廊下を進み始める。>

<記録終了>

通話記録転写


<記録開始>

O5-7: こんにちは、バウ将軍。

バウ: おい待て、[削除済]博士か? あの小僧がO5になれるような人材と思ったことはなかったな。昇進おめでとう。

O5-7: 社交辞令は抜きだ、バウ。我々の精鋭機動部隊であるアルファ-9が、サイト-19に到着したことを理解してくれ。さらに、GOCと財団の合同軍が4時間後に到着する。我々はサイト-19に対する敵対行為をやめるよう要求する。さもなければ君たちの軍隊の生存を保証することはできない。

バウ: 4時間だと? 随分遅いものだな。我々は開始30分で、既に下の二階を制圧し、屋上も制圧済だ。あの場所も大変だったな。我々の今日の昼食はサイト-19のカフェテリアでとることになりそうだ。

O5-7: 自信過剰だな、バウ。今は運がいいが、それも長くは続くまい。

バウ: そうか、代わりに降伏を提案しよう。歴史は財団に好意的ではないだろう。この日は人類全体の勝利として語り継がれるはずだ。

O5-7: ふざけるなよ、バウ。37年前のお前は権力欲の強い独裁者だった。今までの時間でそれが変わるとは思えない。本当の目的は何だ?

バウ: きっと私は、現代社会を目の当たりにしたことで変わったのだろうな、監督者殿? 心変わりしたかもしれない。我々のアノマリーは人類のために使われるべきで、地球をゆっくりと殺すような思想の強制のために使うべきでないと決心したかもしれない。

<静寂>

バウ: このサイトは正午までに再び私のものになる。それまでには、姿勢を考え直しておけ。

<記録終了>

映像記録転写


場所: サイト-19 ムース管理官オフィス

日時: 2020/09/13、11:21


<記録開始>

<オフィスには誰もいない。机の上では、ムース管理官のデスクトップPCが最高司令部との通信チャンネルを開いているのが見える。>

<ムース管理官はその日の出来事で明らかに疲れている様子で部屋に駆け込んでくる。彼女は現実改変能力を使い、ドアの前に鋼鉄のエアロックを作る。彼女は椅子に座り、最高司令部へのメッセージをタイプし始める。それが終わる前に、彼女はクローゼットの中に何かを見つけ、現実改変能力を使ってそれを制止しようとする。しかし、彼女は突然意識を失い、椅子にへたり込んでしまう。>

<バウ将軍、続いてSCP-140-Aがクローゼットから現れる。彼らは、ムース管理官の身体が意識を失っていることを確かめる。>

バウ: 脳を停止させているんだろうな?

SCP-140-A: 勿論ですよ。していないとお思いで? この女は、我々を裏返しに出来るのでしょう。

バウ: 昏睡させたままにしておけるか?

SCP-140-A: 簡単ですとも。

<SCP-140-Aがムース管理官の額に手を当てる。その目から赤い光が放たれる。ムース管理官は呼吸を再開する。>

SCP-140-A: この女が必要な理由が?

バウ: この施設には、財団レベル5クリアランスを持つ者が二人いる。一人はケイン・パトス・クロウ博士だが、どういうわけか脱出したようだ。もう一人は目の前で倒れている。

SCP-140-A: ああ、と言うことは—

バウ: その通りだ。例の計画を試そうとしている。連合は財団が有する世界最大のサイトを攻略したが、奴らは奪還のために軍を動員している。誤解するなよ、ティボン。我々の軍は確かに強力だ。それでも、財団の全勢力に対して、このサイトを守り切ることは望めまい。

<沈黙>

バウ: この女を操って欲しい。やるなら徹底的にやろうじゃないか。

<記録終了>



済まない、テリー。このファイルは見つけにくい。意図的にロックしてあるんだ。

なぜ?

……

……なぜなんだ?

財団は決して収容のための組織として設立されたわけではない。新しい考えを採用し、古い考えを捨てながら、設立当初から成長と変化を続けてきたのだ。ある時、収容をすることを決め、さらにある時、再び実験をしようと決めた。だが、財団が決して失わない重要な内容が一つある。それは、財団は常に必要だという考えだ。人類を世界の終焉から守るのは、財団だけだということだ。

何が言いたい?

SCPの"P"は"Protect"、保護を意味する。それを知ってさえいれば、サイト-19を完全に支配下に置くことができるだろう。


ビデオ会議記録転写


出席者: O5評議会(O5-5とO5-10は欠席)、全サイト管理官執行委員会、RAISA管理官 マリア・ジョーンズ、バウ将軍、最高司祭 ロバート・ブマロ、マスター ジョン・イトリック、SCP-140-A


<記録開始>

O5-1: 我々への謁見を希望か、バウ? お前は交渉する立場にないぞ。

バウ: ほう、だが私は交渉中だ。それに、要求事項にも変更がある。

O5-1: そうか。では、その新しい要求とやらを聞かせてくれ?

イトリック: 我らは、この機関からお前たちの汚点を追放することを要求する!

O5-6: 何だって?

バウ: イトリックを許してやってくれ。我々の要求は次の通りだ。財団排除連合によるサイト-19の支配を認めること。サイト-19に対する敵対行為を停止すること。

O5-13: ちょっと待て、気でも狂ったか?

スミス管理官: 無事に逃れられると思うべきではないな、況してや西半球最大の財団施設で

バウ: ああ。だが、そうさせて貰おう。さもなければ、壊すだけだ。私はムース管理官のオフィスにいて、サイトの収容システムは完全に私の制御下だ。ここにあるアノマリーは全て、全世界に対して公開することができる。

O5-2: そんなこと、お前が思っている程の影響力はないぞ。サイト-19の全てを解放されれば確かに厄介ではあるが、何とか対処できるだろう。最も危険なアノマリーが全て一つのサイトにあるわけではないんだ。

バウ: では見てみようか。

<バウはキーボードのキーを数回押す。>

バウ: 今、SCP-953の収容が解除された。部下が外に連れ出しているところだ。あれを箱に閉じ込めるのは大変だったことを思い出すよ。

<サイト-19の正面から映像が配信される。カオス・インサージェンシーの歩兵二人が、SCP-953を外に護衛している。それは翼のある狐に変身し、最も近い民間人居住区の方向へ飛んでいく。>

O5-3: ジョーンズ管理官、いるかね? ムースのレベル5クリアランスを無効にしてくれないか? そうすれば、彼の力を奪うことができるはずだ。

バウ: それはお勧めしないな。マクスウェリストの協力で"デッドマンズ・スイッチ"機構を設置してある。このコンピュータが急に収容システムにアクセスできなくなった場合、ここだけでなく、ムースのクリアランスが働く全てのサイトの核弾頭を作動させるだろう。彼女の影響力は期待ほどではなかったが、ここからサイト-17とサイト-20を破壊することができる。そこには、まだSCP-1790を収容しているだろう?

O5-7: ハッタリだろう、バウ。君はサイト-19を取るために相当の労力を使ったはずだ。全てを吹き飛ばすほど狂ってはいまい。

バウ: それどころか、殉教者になるつもりだよ。ここにいる者は皆、死を覚悟してここに来ている。一度の侵攻で全軍を連れてくると思うのか? 私の死は、異常コミュニティへの刺激となる。私の目的のため革命を起こす、それはどんな軍隊よりも強力だろうな。

<沈黙>

O5-1: 諸君、話し合いが必要だ。

バウ: 次のアノマリー解放まで5分やろう。

<バウとその仲間は会議から退室させられる。>

O5-7: やはり奴は我々を騙そうとしている。"殉教者"などと、アホくさい戯言を。 私は奴のことを個人的に知っている。臆病者で、同時に自惚れ屋だ。

ジェラルド管理官: 953の違反に対処中の身としては、彼がデタラメを言っているとは思えません。

O5-2: 何かを与える必要はあるだろうな。奴は本当に狂っている。本気でやると思う。

O5-11: サイト-19を渡すわけにはいくまい。財団全体の鍵を渡すようなものだ。

O5-9: もし耳を傾けてくれるなら、考えがある。

O5-12: 言ってくれ。

O5-9: サイト-19はくれてやる。とにかく、奴はそこに身を固めている。追い出すには何ヶ月もかかるだろうな。だが、サイトの周りに大きな壁を作ろう。誰も出られないようにし、バウの外界へのアクセスを遮断する。奴の影響が外に出ないようにするんだ。

O5-12: 今まで聞いた中で最悪のアイデアだ。

O5-1: 私は賛成だ。より永続的な解決策は後で考えよう。

O5-4: 投票を。

<監督評議会の投票が開始される。O5-9の提案は 7-4-2 の賛成多数で可決される。>

<バウとその仲間がビデオ会議に再入室する。>

バウ: さあどうする?

O5-1: バウ、我々は要求を呑む。サイト-19の取得おめでとう。

<記録終了>

財団世界声明


不可抗力の事態により、保安サイト-19の指導体制は変更されました。指導者はジョージ・バウ将軍率いるバウ評議会に移行します。バウ評議会と交わした協定に基づき、サイト-19の財団職員は全員解放されました。配置転換の詳細は近日中に発表されます。

通常通り業務を続けてください。本件以外の事項に特に変化はないと考えられています。

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