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要注意団体 » 異常事件課ハブ » UIUファイル: 1941-016
要注意団体 » GoI-001: シカゴ・スピリット » ブラック・アズ・ナイト ハブ » UIUファイル: 1941-016
Info
UIUファイル 1941-016: シカゴの幽鬼
著者: stormbreath
画像: File:55 - Bogota - Décembre 2008.JPG、stormbreathによって加工。
コンテンツ警告: 第3タブ(“証拠品”)にはミイラ化した人間の死体の画像が含まれています。

連邦記録法に則り、以下に電子コピーを掲載
UIUファイル 1941-016: シカゴの幽鬼
概要: 異常犯罪組織 “シカゴ・スピリット” 関係者を狙った連続殺人事件 (現在6件) 。
いずれの事件も、“ミスター・ナイト”を称する人物からの匿名通報として連邦捜査局に報告された。特定のフレーズを用いていたため、これらの通報は異常事件課によって調査された。
現場証拠は、全ての殺人が通報者と同じ、現時点で身元不明の一個人によって行われたことを示唆している。当該人物とシカゴ・スピリットの正確な関係性は不明だが、何らかの形で構成員だったと考えられている。
名前: ミスター・ナイト
変則性相互参照: 人間、マフィア、シカゴ・スピリット、逃走中
身体的特徴:
性別 | 身長 | 体重/体格 | 人種 |
---|---|---|---|
男性 | 不明 | 不明/細身 | ポーランド系 |
髪 | 目 | 特徴的属性 | |
黒 | 不明 | しばしば“身なりがだらしない”または“不潔”と証言される | |
(注記: ミスター・ナイトをポーランド系とする記述は、ポーランド訛りがあったという証言に基づく。) |
能力: 容疑者は多数の未確認異常能力を帯びている。容疑者は直接目撃されておらず、行動の余波のみが判明しているため、その能力を正確に特定することはできない。
容疑者は5名の被害者を異常な手段で、また1名の被害者を非異常な手段で殺害している。これらの殺人の性質は被害者ごとに異なっていたが、いずれも明らかに異常なものだった。犯行の性質に関する完全版の記録は、ケースファイルに含まれる“証拠品”の欄で確認できる。
目的/動機: 異常事件課が入手した乏しい証拠を基に、容疑者はシカゴ・スピリットに関するあらゆる情報の隠蔽を試みていると思われる。容疑者は当該犯罪組織の異常な側面に深く関与していた人物を優先して狙っているように見受けられる。
活動規範: 容疑者はシカゴ・スピリットとの繋がりを有する存命人物全員を排除し、様々な手段で殺害することで目的を達成しようとしている。それぞれの殺人を終えた後、容疑者は地元のFBI支局に匿名で通報し、直近の殺人を報告したようである。また、容疑者は被害者のうち1名に対し、殺害に先立って警告している。他の被害者らに事前警告が送られたか否かは判明していない。
行動: 容疑者は元シカゴ・スピリット構成員らの殺害に際して直接目撃されておらず、自身が関与した痕跡を残さないように配慮しているようである。現時点で未知の理由から、容疑者は犯行ごとに異常殺人の性質を変えている。犯行を自ら通報していることから、容疑者は異常事件課による逮捕を恐れていないと思われる。

発見後間もないジュリアス・マクガランの遺体。この時、マクガランは死後2時間以上経過してはいなかった。
A: ライリー・オキャラハン: 1941年10月12日、ライリー・オキャラハンはシカゴの自宅で、解体された状態で発見された。被害者の骨は全て除去され、遺体の横に整然と並べられていた。
ライリー・オキャラハンはかつて、シカゴ・スピリットが経営する最大規模の闇酒場の店長を務めていた。得られた証拠品は、ライリー・オキャラハンがシカゴ・スピリットの上層部と深く関わっていたことを示す。
B: ジュリアス・“鋸歯”・マクガラン: 1941年10月31日、ジュリアス・マクガランはミイラ化が進行した遺体となって発見された。法医学的証拠は、被害者の死から長期間、おそらく10年以上が経過していると示した。しかしながら、被害者は2時間前に自宅に入るのを目撃されていた。
当時周辺地域に居た身元不明人物は、犯行の約6時間前にジュリアス・マクガランの隣人が目撃したという“薄汚ねぇ、多分酔ってたポーランド人”だけだった。
ジュリアス・マクガランはシカゴ・スピリットの主な指導者の1人であり、創設者リチャード・チャペルに見出された後、1899年に同組織に加入した。マクガランは他の指導者らと同様、シカゴ・スピリットの解散後もUIUによる逮捕を免れていた。詳細はシカゴ・スピリットに関するUIUファイルを参照されたし。
C: アル・スワード: 1941年11月20日、アル・スワードはホテルで、全身の臓器を異常な手段で反転させられた状態で発見された。犯行現場の分析結果は、アル・スワードが異常事象の発生後20分にわたってこの状態で生存していた可能性を示唆した。
アル・スワードはシカゴ・スピリットの指導者、リチャード・チャペルの護衛として雇われていた。スワード氏はまた、チャペル氏に代わって数件の暗殺を指揮した疑惑があった。
D: ヴァシーリー・ソコロフ: 1941年12月24日、ヴァシーリー・ソコロフはフロリダ州█████████のトリニティ病院に入院した。当時、外気温が約65°F (18°C) だったにも拘らず、ヴァシーリーは低体温症の症状を示していた。病院スタッフは低体温症を治療する準備が整っておらず、ヴァシーリーはその日遅くに死亡した。
ヴァシーリー・ソコロフはかつてシカゴ・スピリットとロシアンマフィアの仲介者を務めていた。
E: ジャック・ピルストン: 1942年1月8日、ジャック・ピルストンは自宅で遺体となって発見された。死因は、眉間に撃ち込まれた1発の弾丸による非異常な銃殺だった。ジャック・ピルストンは、シカゴ・スピリットが1938年に解散する以前、組織の会計士として働いていた。
1人の身元不明人物が、ジャック・ピルストンの住むアパートに立ち入り、5分後に去ったという記録が残っている。当該容疑者の奇妙な振る舞い方から、ドアマンは対象を麻薬中毒者だと思い込んでいた。
F: 不詳の連絡文 以下の手紙は、異常事件課によって発見された際、ジャック・ピルストンの遺体が握り締めていたものである。
ジャック、
君はスピリット時代からずっとお気に入りの一人だったことを伝えたかった。言われた通りの事をこなし、あまり質問しなかった。まさしく僕が部下に求めるものだ。もう一度チャンスをあげるべきかと迷ったが、既に心を決めた。
僕はスピリットに関して軽い掃除をしている。どういう意味か、賢い君なら理解できるはずだ。
君には最期を迎える前に身辺整理をする時間をあげようと思った。僕は君が好きだった、青年。リストから外すほどじゃないが、最後に少し親切にしてやるには十分なくらいにね。2日ほどでそちらを訪ねるから、その前にやるべき事を済ませておくように。
手短に終えると約束するよ。
— ミスター・ナイト
G: アントニー・ドーフマン: 1942年2月14日、シカゴ・スピリットでも地位の高い酒類密造者だったアントニー・ドーフマンはUIUの拘留下から失踪した。彼の留置房からは身元不明の死体が発見された。この死体の死因は特定されなかった。
アントニー・ドーフマンの失踪以前に留置房を出入りした人物は目撃されていないが、1人の警備員が、死体発見の10分前に“いかにもウチの管轄に入りそうな見てくれの輩”を建物の外で見かけたと報告した。
現状: “ミスター・ナイト”の素性については現在、一般社会での身分や“シカゴ・スピリット”との接点も含めて、積極的な捜査が行われている。
犯罪: 第一級殺人 6件。
量刑: 死刑 (発見・逮捕された場合)
UIU活動記録:
1941/10/17: FBIがライリー・オキャラハンの現在地を知らせる以下の通報を受け、UIUがライリー・オキャラハンの遺体を発見する。(証拠品Aとして記録)
シカゴ █████ストリート 1080番地
アパートメント2B興味深いものが見つかるかもしれない。
君たちのシカゴ魂スピリットは何処にある?
— ミスター・ナイト
1941/10/31: FBIが別な匿名通報を受け、UIUがジュリアス・マクガランの遺体を発見する。(証拠品Bとして記録)
シカゴ ███████ドライブ 922番地
地下室を調べるといい。
鋸歯は良いパートナーだったが、彼の時間も尽きた。彼がこんなに長く自由の身でいられたのには驚いたけれど、過去は僕たち全員に追いつくものだ。
— ミスター・ナイト
1941/11/01: FBIは“ミスター・ナイト”及び当該人物が殺人に関与した可能性に関するファイルを開設する。
1941/11/20: 別な通報によって、アル・スワードの遺体が発見される。(証拠品C)
█████████ █████ ホテル
317号室僕の兄弟からこれは間違いだと言われたが、為さねばならない事はある。
— ミスター・ナイト
1941/12/24: 4回目の匿名通報。UIU捜査官がトリニティ病院へ向かい、死亡する直前のヴァシーリー・ソコロフを発見する。ソコロフは捜査官たちと意思疎通することも、自らの低体温症を説明することも不可能だった。(証拠品D)
フロリダ州 █████████ 、トリニティ病院。
あのロシア人のカスが、シカゴの冬なんて何ともないと自慢していたのを覚えている。その話をする時の気取った態度がいつも気に食わなかった。
— ミスター・ナイト
1942/01/08: 5回目の匿名通報で、ジャック・ピルストンの遺体 (証拠品E) と、ミスター・ナイトの署名がある手紙 (証拠品F) が発見される。
イリノイ州 █████ 、███ 012号室
今回の件についてはすまない。ジャックは良い子だが、知り過ぎていた。本当に無念だ。
— ミスター・ナイト
1942/01/28: 前述した一連の殺人に関する噂を理由に、4人の元シカゴ・スピリット構成員が自首し、UIUに拘留される。これらの人物は司法取引を行い、保護と引き換えにUIUへの協力に同意する。
1942/02/14: 1942/01/28にUIU拘留下に入った4人のシカゴ・スピリット構成員の1人、アントニー・ドーフマンが失踪し、死体と入れ替わる (証拠品G) 。ミスター・ナイトからの通報は以下の通り。
ドーフマンに何かが起こったのはもう分かっているね。流石にUIUもそこまで無能じゃないだろう。
君たちに迷惑を掛けているのは申し訳ないが、幾つかケジメをつける必要があるんだ。
まだ僕の正体を突き止めようとしているなら、まぁ、せいぜい頑張りたまえ。チャペルも全力を尽くしたが結局無理だった。
— ミスター・ナイト