
信義・勇気・保全

特別執行覚書 001
連邦捜査局
異常事件課
██/██/██
異常事件課へようこそ、諸君。恐らく諸君の大半はFBIのこの部署について聞いたことが無いだろう。何故なら、我々としてはそれを知られないままに留めておきたいからだ。
諸君が此処にいるのは、諸君がこの偉大なる国が生み出した中で最も素晴らしく、最も賢く、そして何よりも、最も秘密主義の捜査官たちだからである。君たちはこのままならぬ時代、超常的脅威がこの国の安全を脅かす時において、アメリカの防衛の最前線となる。
異常事件課のエージェントは一つの主任務を負うことになる。あらゆる超常脅威から国家を保護することだ。大衆にその存在を忘れ去られている超自然の捕食者から。平和を齎すことに関心を抱かず空からやって来るエイリアンから。ナチスの異常な超兵器で武装した共産主義のスパイから。
何より重要とされるのは、諸君が任務において機密性を保ち続けることである。妥協しなければならないような状況があるとすれば、それはアメリカ国民の安全が危機に曝されている時だ。諸君がこの国に対して負う義務を、他の者たちは誰一人として知ることが叶わない。
UIUの一エージェントとして、君が果たさねばならない使命がもう一つある。この戦争において、我々は入手できるアドバンテージは何であれ必要となる ― ロシア人たちがベルリンの超常市場を総浚いするという形で先制の一手を打った現状では、特にそうだ。合衆国の安全のためにありとあらゆる超兵器を入手せよ。この任務が失敗すれば、我々はソビエト連邦による完膚なきまでの破壊に直面することになりかねない。
国家を護れ、諸君。
そして共産主義者のろくでなし共を石器時代の彼方まで吹っ飛ばしてやるがいい。
異常事件課 局長
J・エドガー・フーヴァー
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フーヴァー: それこそまさに我々が取り組んでいることです、閣下。
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フーヴァー: ええ、我々はマッカーサーのようには動きません。私は個人的な復讐のために統合参謀本部を人質に取るような石頭の愚か者ではありませんよ。私が此処にいるのは悪人が誰なのかを見つけ出すため、ただそれでけです。
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フーヴァー: ああ、そうです、貴方のそういう所は好感が持てます。貴方は要点を突いている。そう、貴方は復興のために部下を集めていますし、幾つかの興味深いカンを発見したことも私は知っています。私は、それらを扱うのに最も適しているのは我々だと考えているのです。
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フーヴァー: 何故と言うに、我々は皆アメリカ人だからですよ。我々の誰一人として、適切な時期に適切な場所にいたからという理由で貴方が徴集せざるを得なかったチンケな悪党どもではありません。我々は徹頭徹尾、純粋なアメリカ主義者を揃えました。私は、この手の問題を手掛ける正真正銘のアメリカ人1人は、諸外国の影響を受けている一部の機関よりも遥かに多くの事が成せると信じています。
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フーヴァー: 貴方は貴方の部下たちと共にそれらを入手すればよろしい。それの有用な使い方を見つけ出すのは我々です。
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フーヴァー: 東側諸国で何が起こっているかについて、貴方も同じ情報報告を受けていると信じていますが?
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フーヴァー: だからこそ急いで行動を起こす必要があります。アメリカの原子力覇権の時代を始まる前から終わらせてしまうことは望んでいないでしょう?
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フーヴァー: 貴方が現時点では磨き上げていないスクラップに加えて、我々の本部に戻れば使用できるものは数多くあります。問題の要点は、それを、GRUが一歩踏み出す前に急いで行わなければならないことなのですよ。それが実に重要です。もしこれがアメリカの手に入らなければ、いずれ国民の喉を締め上げに来るでしょうからね。
- SCP-1796
- SCP-1862
- SCP-2145
- SCP-922
- SCP-1514
- SCP-2147
- SCP-2600
- SCP-240
- SCP-633
- SCP-4204
- SCP-3231
- SCP-5982
- SCP-2972
- SCP-972
- SCP-4908
- SCP-2414
- SCP-4654
- SCP-CN-624
- SCP-2610
- SCP-285
- SCP-378
- SCP-4566
- SCP-5141
- SCP-1131-J
- SCP-1204-JP
- SCP-2882-JP
- SCP-3551
- SCP-4506
- SCP-2906
- SCP-4985
- SCP-3250
- スキャントロンの提言
- SCP-3935
- キャプテン・カービィの提言
- SCP-5004
- SCP-2472
- SCP-3396
- SCP-4444
- ツイステッドギアーズ=カクタスの提言
- SCP-2635
- SCP-457-JP
- SCP-756-JP
- SCP-3127
- SCP-2911-JP
- 非日常の事件
- もう一つの退屈な夜
- Taproots
- ポータルについて、プラズマカノンとその他退屈なもの
- カートのカンと、カンのカート
- 初日
- 異常音楽
- 記憶の断罪
- 散文の銃身と雑誌の弾丸
- 6ぴきこねずみ
- 少数精鋭
- コールセンターの一日
- ポートランドを更に奇妙に
- キャナリー・ロウ作戦:文書2013§451A3
- プリチャード学院高等学校: 学際・教養科目『超常科学・超常技術史基礎Ⅰ』より抜粋 - パラテック・バブルとその崩壊
- 車両進入禁止
- 奴らはどんな道でも探し出す
- Shooting Startillery
- プリチャード学院高等学校: 学際・教養科目『超常科学・超常技術史基礎Ⅰ』より抜粋 - 近代化と超常ルネサンス
- 不思議の国のブラックウッド卿
- 虹色(笑)法とかいうやつ
- お悔やみの手紙 - 連邦捜査局異常事件課
- 彼らは死んだ、間違いなく
- 夢に濁りて
- オン・ザ・レーダー
- ⚠︎ ⬤⬤|⬤⬤⬤⬤⬤|⬤⬤|⬤? ⚠︎
- UIUのオリエンテーション
- 燻る南米、あるいは堕楽園
- プロメテウス・ジャーナル2021年春号日本語版
- 狂騒序曲
- UIUファイル: 20██-██████
- #サイト19襲撃
- 4K序曲: 賑やかな日々
- 静かな日々
- ガッフィアスはイケアの中
- マンハッタン次元崩落テロ事件 - Wikipedia
- Not Found
一般テンプレート
[[tabview]]
[[Tab 第一次報告]]
= //連邦記録法に則り、以下に電子コピーを掲載//
[[div class="content-panel standalone"]]
[[size 120%]] **UIUファイル[識別年]-[その年に識別された順番]:** ケースファイルネーム/コードネーム[[/size]]
**概要:**
[[/div]]
[[/tab]]
[[tab 容疑者の概要/能力]]
**名前:** (容疑者の名前)
**変則性相互参照:** (放射性、種族、行動などのタグ)
**身体的特徴:** (説明不要ですね。肉体的な外観の詳細を以下の表に記載します)
||~ 性別 ||~ 身長 ||~ 体重/体格 ||~ 人種 ||~ 髪 ||~ 目 ||~ 特徴的属性 ||
|| || || || || || || ||
**能力:** (そいつは変則性によって何が可能か。その異常な効果。)
**目的/動機:** (そいつは何故そういうことをやっているのか?)
**活動規範:** (そいつはどういう風に物事を進めるのか?)
**行動:** (そいつはそういう事をする間にどういう振舞いをするのか?)
[[/tab]]
[[tab 証拠品]]
**A: サンプル:** 証拠品の描写
**B: サンプル:** 証拠品の描写
**C: サンプル:** 証拠品の描写
(ファイルに関連する写真はここ、好ましくは一番最後に)
[[/tab]]
[[tab 捜査局記録]]
**現状:** どのようにして現在UIUが変則存在を確保している、或いは確保していないのか
**罪状:** 適用可能であれば、対象が犯してしまい、FBIの注意を引いた犯罪
**量刑:** 適用可能であれば、法的もしくは法の適用外な宣告。無期限拘留は常に上手く行くでしょう。
**UIU活動記録:** 確保前/途中/もしかしたら確保後の、UIUと変則存在のやり取りを記した、日付を伴う履歴。
[[/tab]]
[[/tabview]]