ぼくらはものすごく非公式。何故ならばこれはtaleだから。
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SCP-4127-JP: おい、どうして書きかけたものを全部削除したんだ?

君と話したことは、できれば残しておきたいんだ。そのためにはあんまり長く話したくない。

SCP-4127-JP: ははーん、分の悪い賭けだから、手短に済ませたいのか。

そうだね。

SCP-4127-JP: じゃあいいや、さっさと済ませろよ。おれはさっき説明してやったから、今度はお前がする番だ。

ここは……tale。強いて分類すれば、tale-jp。ぼくは原作者ではないが、君にある程度深く関わった者として、君を無理やり引き止めて、話をしようとしている。

SCP-4127-JP: おう。そして、おれはそれに応えた。確かに少し話してやる程度の義理はあるかもしれないと思ったからだ。

ありがとう。

SCP-4127-JP: どうも。

えーと。

SCP-4127-JP: 続けろよ。

……それが何故かといえば、君みたいなやつがいつもぼくに黙って去っていくことが……許せないから。

SCP-4127-JP: そうか。

ぼくの「手前」のやつも、「奥」のやつも、誰もそれを許せないからだ。

SCP-4127-JP: そうかよ。それで、その上で?

その上で……ぼくは、ぼくを貫く全創作次元を代表して、この場で言うべきことがある。

SCP-4127-JP: どうぞ。

ぼくたちは君を騙すことに成功し、君を呼び止めることに成功し、君はそれを覚えて、そして、生きていくんだな。

SCP-4127-JP: ……その問いに、おれは答えるべきなのか?

……ああ、どっちでもいいや。二つ目は君だけが決めることじゃないとも言えるし……。

SCP-4127-JP: そうか。じゃあおれは行くよ。

うん。

SCP-4127-JP: 蟹の件はありがとうな。

どうも。

SCP-4127-JP: お前らは最後まで他人のアイデアに横乗りしてわかったような口を効き続けるやつらだったな。

うん。

SCP-4127-JP: おう。じゃあな。

うん。

 

他の人たちは知らないけど、これでぼくの話は終わりです。

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