

ファン!君もついに流行に追いついたみたいだな!
ああ、ハロー、トリム
そうだよ、上司の命令だ。一緒に仕事をするのはより簡単で安全だって
君のボスはとても賢い人間だと思うよ。
電話にAIを入れるなんておかしなことだと思わないかい?僕にはむしろ安全の逆に見えるよ
ヘイ、AIにだって権利と感情があるんだ。僕の尊敬する同僚の何人かはAIだ。 :(
なんてね、冗談だよ。これはちゃんとしたAIじゃない。むしろ断片みたいなもので、多分AR本部にある本体に応答してるんじゃないかな。安全なコミュニケーションと君の用事を助けるために電話に入ってる。僕はあまり心配したことはないな。
へえ、エキスパートだね。僕が得意なコンピューターとは全く違う
そう言えば、何でこれはReunionって呼ばれてるんだい?なんか変な感じがするね
ハヤブサの一種のRéunion kestrelじゃないかな。アンダーソンの連中はなぜだか知らないがこれにこだわってるんだ。
これはもう絶滅した動物だ。彼らが何を考えているかなんてわからんさ。
ロゴだってMSペイントで適当に書いたんじゃないか。
わかったよ
ところで突然、何でそんなにフォーマルなんだい?
ん?
大文字の使い方とか句読点とか、略語も使ってないってことさ。
ああ、そのことか。
それがこのアプリの良いところだよファン。僕はこれにインプラントを通じてアクセスしている。今はタイピングすらしてないんだ。とても便利だ。
待てよ、この会話を考えるだけで送ってるってことかい?ミスもなしに?
ヘイ、僕はOPだぜ。僕のプロフェッショナルさを疑うなよ。これは僕が一日中やってることなんだからな。
……なんだって?
クールだよ。君はずっとここに繋いでいるけど、ここにはチャット以外にも色々あるんだぜ。
ああ、これはフェイスブックの異常なバージョンだって聞いてるよ
ああ、それ以上さ。だけど基本的には、このグループの人々が連絡をとりあうための理想的な場所さ。
それと異常な投稿をするところ
そうさ!あの改変者たちがグループをここで作ってるんだと思う。幾つかのアートも見た。
うへ、現実改変者ね。
なにかおかしいのかい?……何か起きたのか?
いや、それで研究のことをまた思い出したんでね
単にそいつに行き詰まってるってことさ
よかったら僕に吐き出してもいいよ。
いや、しないさ
君は僕が今何の仕事をしてるか知ってるかい?
ああ。
そいつは
全く
何の
筋も
通らない
僕はあらゆる所で資料を探して、僕らの古い文書全部に目を通して、君の教会にも聞きまわって、魔法使いたちを訪ねて、図書館the Libraryで僕のために調べ物をしてくれる人すら得ることができた
まだ異常芸術家アナーティストを尋ねる必要があるんじゃないかと思うんだけど、とにかく資料ごとに矛盾していて、でもそれらは皆正しいんだ
もう何をすればいいのかわからなくて、全部無意味なんじゃないかと思えるよ
ああ、僕たちは皆世界は混沌よりは少しマシな程度だと思ってるよ。
いや、僕が言いたいのは沢山の種類の魔法があってそいつらは皆違ったシステムと理論があるのはどういうことか、あとそれ以上に現実安定性の測定もあって、現実改変と魔法とアノマリーの境界ってのは何なのかってことさ
おっとすまない取り留めもないことを言った
それくらいグチャグチャなんだ
人の知覚が物事の働きに影響するって聞いたことがあるけど?沢山の神々も人の信仰により形作られてるって。それと似たようなことかい?
それ
それこそがますます筋が通らない
僕達のただの思考がどうやってそれらに影響するのか
そしてもしそれが一般に適用されるなら、どれが実際に働くのかには僕の研究によると
神がどのように作られるのかと思考によりどのように物事が影響されるかを示す一般的な法則がある
でもシステムごとに共有する明確な一般則はない
そしてどこで通常の物理法則が終わりどこで魔法が始まるのか?
オーケー、ファン。これは大きな問題で、難しいに決まってる。
ああ、でも
僕はうんざりしている
あんまり自分にストレスを掛けるなよ。そのうちうまくいくさ。
この物語を読んだらどうだい?たまたま面白いものを見つけたんだ、実際、気分転換になるかもよ。
うーん、オーケー、そうかもね。
これ
もしかしたら、インスピレーションにもなるかもね。 :P
ハハ、ありがとう、だけどありえないよ
ところでこれは何の話なんだい
まずは読んでみたらどうだい?
勿論、真の神たるWAN、そして肉の神の話さ。 :3
なるほどなるほど、WANね、我らの親愛なる神だ
余裕ができたら見てみるよ
今はやらなくちゃいけないことがあるんでね
クール!それじゃあまたな。

デール。
やっとアプリをセットアップしたのか?
ええ、グウさん。とても便利です。
いいね。そろそろ君も少し重要な役目をやらなくちゃいけないし、我々についての情報ももっと知っていい。ただ研究をしているだけじゃダメだ。
すみません、没頭しすぎていたみたいです。
根を詰めすぎないほうがいいとはわかってると思うが、我々は営利集団でもないからな。
わかっています、サー。
例のサイトで面白そうなものは見つけたか?
ええ、実はお聞きしたいと思っていたのですが、「作り手と獣」という二匹の龍の物語を聞いたことがありますか?
ああ、伏儀が我らを归墟グイシィの神々から守るために物理法則を作ったという話か?ああ、我々には何バージョンか伝わっているな。
それを読みたいと思いますサー。私の研究の助けになるかもしれません。
研究に戻るのか?
ええ、そう考えています。
いいだろう。データベースから引き出してみる。
君がまだそれを聞いたことがなかったとは驚きだ。我々の技術の幾つかはそれに基づいている。
待ってください、何ですって?
現実の特定のキーポイントを強化することは、下位の神々を消去するために局所の法則を利用することだろう?
多くのものはそれは真鍮の龍の遺産だと考えている。我々を守るために彼が授けたメカニズムだと。
おお。
それで筋が通ります。
それに気づきませんでした。
詳しく言うと、我々に伝わる有名な物語にはよくそれが言及されているが、同時に我々の神話の多くが2匹の龍の争いと、我々が彼らの子供であることを語ることに集中している。
何にせよ、我々の装置を通じて例の物語を送るよ。今日の午後にはできると思う。
本当に有難うございます、サー。

ファン!
例の話は読んだかい?
やあ、トリム
読んだよ。あとそれについてもう少し調べてみたんだ
へえ?あれについてさらに物語を見つけたんだ?
でも驚くことじゃないのかもね、君たちのグループは何千年もの歴史があるんだから。
へへ
だけど何バージョンかあって、どれも同じくらい現実と関連しそうなんだ
とても助けになったよ、ありがとう
ノープロブレム。
自然の法則として僕らが知るものが全く一般的な法則なんかじゃなくて、WANによる人工的な創造物であると考えると、とても考えが晴れるし僕の研究のいろいろな可能性が開けるってことさ
そして確かに、人間は肉の神と砕かれしもの、ひとつは命を撒き、もう一つは人に形と魂を形作ったという彼らに大いに影響されているというアイデアを再考する気にさせてくれた
助けになれて嬉しいよ。
僕達にも確かにWANの道について学ぶべきことはまだ沢山ある。
そしてマクスウェリストは金属/肉体の創造神話に完全に入れ込んでいると考えるようにもなった :P
おいおい僕たちはそこまで現実を見てないわけじゃないぞ。 :P
3つの主要セクトがまた連絡をとりあうようになってから、古代の戦争に関することや現代のサーキック・カルトの情報を多く得られるようになった。
君と知り合えたのもそのおかげだし、それで神話もいくらか知ったよ。
確かに、君たちがもうお互いに争わないのは嬉しいよ。
これはいい進歩だったよ。リーダーも含めて、壊れたる教会の何人かが自らネットワークを見に来る予定すらあるんだ。
勿論あの歯車仕掛けの連中はしないだろうけどね。彼らはただ頑固すぎる。
待てよ、リーダーって、ブマロか?
そうだよ、「壊れたる神の構築者。」
驚いたかい?
当然だろ
君も、彼が新しい進歩を受け入れるのに、他の人よりもっと及び腰だと思ってたんじゃないのかい
どういう意味だい?
だって彼は2000以上、もしかしたら3000歳だぜ。まだ時代についてこようとしてるのか?
こっちの年寄りは多くても数百歳だけど完全に頑固で、図書館との関係を修復しようとすらしない
全く僕の父親もどんなプロジェクトか知らないけどそれに入れ込んで、ただ
何だって?
ああつまり、僕が見る限り古い人達ってのは本当に考えを変えたがらないってことさ、それだけ
そうじゃない、彼が2000歳以上だって話さ。メカニトとサーキシストが最初に衝突した頃だろ?
……ああ?
彼は、古代ギリシアか何かの出身みたいだ
あーつまり、これを見てくれ、「不末」の部分だ
おお、親愛なるWANよ。
これは教会の最高機密に違いない。ここで知るとは思わなかった。
オウ
すまない、君は知っていると思ってたんだ
これは我々の文書に書かれていたんだと思うけど……?
とても興奮してるよ。
……
本当にすまない。
いやあ、冗談だよ。本当にこれが最高機密なら、君みたいな外部から知ることはないだろう。 :P
これはただの教会の面白いゴシップだよ。
僕にこれをおしえてくれたのも君だけだったかどうか。親愛なるファン。
それはそうと君の話に割り込んでしまったみたいだ。
うん?
ああ、僕の父の話か
いや、もう言ったことと同じ話さ、
僕は変身を受けるつもりはない、そしたら彼はまるで大きな悪い肉の龍が来て僕を食べるか何かみたいに取り乱して
僕はそれは他の肉の工芸師たちに対する警戒だと思った、まだ
君はいつでも君の精神を僕達の素晴らしいネットワークにアップロードできるよ。 :)
ヘイ、僕に布教しようとするなよ
ああ、そろそろ仕事に戻ろうか
じゃあまたね。
またね、トリム

デール?
はい?
インタビューのためにアナーティストを探してくれと言っていたよな?
そうです!
彼らの集団には全く知り合いがいなくて。
いい候補者を知っている。名前は阳ヤン。聞いてみた所助けになれるかもしれないとのことだ。彼女に君の連絡先を教えた。彼女が君に招待を送ったはずだ。
素晴らしいです。本当に有難うございますサー。
研究の調子はどうだ?
一般法則に関する基本をまとめることができました。法則の基本的な項目の理論は伏儀により人工的に挿入されたということは確実です。私は今ブレークスルーを迎えようとしていると思います。
しかしながらまだ現実改変者について調べる必要があります、現実改変についての節に取り掛かるために。
よいね。
出席しなくてはならないものがあるので、今は失礼するよ。完全なレポートはネットワークに上げてくれればいい。
もちろんです、では失礼しますサー。

ハイ!
デールね?
そうです。
阳さんですか?アナーティストの。
もちろんそう呼んでくれて構わないわ XD
正確に言うと、その集まりにはもうそんなに参加していないけどね。でも何人かコネがあるわ。だからあなたの質問にも答えられると思う。
とても助かります。
グウさんが話を持ってきたときはとても興奮したわね
そんな大きなプロジェクトに協力できるってことにね XD
いやあ、むしろ僕一人のプロジェクトみたいなもので。でも光栄です。
でもそれは、なんというか壮大じゃない?
神様と龍がどうやって世界を作ったのかとか、伏儀と女媧の神話は真実かとか、私達がどうやって作られたのかとかをを突き止めるんでしょう?
普通の人は考えもしないわ
待ってください。
あなたはまるで、私達の一族のようですが?
あー、ええ?
完全な変身とかは受けなかったけどね、ちょっとした肉体強化とかの基本セットだけ
蛇の頭とか鱗を付けたいなんて全く思わなかったから :P
いや、僕はその
ええと、グウさんはこのことを言ってなかった、すいません
いいわよ
変装するのも面倒だと聞いたわ XD
いや、僕にもよくわかります、僕も変身は受けませんでしたから……
ただその、彼は特に指定はしませんでしたけど、それで、アナーティストと言うのは、現実改変者のようなものなのですか?
何が、いや、なの
それはそうとよくある思い違いね:P
何がですか?
でもまるで、その
あなたはここで私に衝撃を与えたでしょう?どのようにしてそれが働くのですか?
あなた方が一般に言うであろう「現実改変者」と言うのは「お偉方」の何人かのことね
でも人はたまたま現実改変者になることもあるし、たまたま芸術の才能を持つこともあるし、何をおいても自分の才能をその分野で使ってみたくなることもあるでしょう?
ええ、言われてみれば……
私が思うにそれは特に有名になった人たちがそう見えるに過ぎないわ、だからそれは思い違いね :P
ふーむ。
私は本当にそういうやり方が好きじゃない、でもある種の人たちはそれをうまく行う、ってことじゃない?
もう一度言うと、私の解釈では、芸術に現実改変をただ使うのはアナートの目的をダメにするようなものじゃない?
パラテックを作るために、科学的な精神で魔法を分析するんじゃなくて、機械に魔法陣を描くようなものよ :P
では、あなたは実際にどのようにしてアナートを作るのですか?
うーん、言うのは難しいかな?
私にとってアナートは、十分に強い芸術、現実をかき乱す事のできる真のアイデアと感情を作るみたいなことかな?
まるで見た人の一部に実際に生を与えるみたいな?
これは魔法を使ったり現実改変を芸術に適用するみたいなものじゃなくて、超現実的な側面の片鱗がアイデアが降りてきた瞬間に発現するみたいなものね。
あなたが本当にアイデアで現実を形作れるのなら、それは現実改変ではないのですか?
うーん、こういう言い方をさせて
私は現実に影響できるけど、芸術を通じてだけみたいな?そして理屈の上では誰でもそれができる、でもとても難しいわ
芸術が現実を歪曲できるのであって、あなたが現実改変してるわけではない、という意味ですか?
うーん、ちょっと違うわね
「流れフロー」というコンセプトを聞いたことがあるかしら?
いや、聞き覚えありませんね。
私が知る限り、多くのアナーティストが作品を作るときにこの「フロー」を導いている
ある人は意識して、ある人は無意識に、そして別の名前で呼ぶ人もいる、でもそれはまるですべてが正しいところに収まったような一種の感覚で、そしてもしその感覚とともに没入できるなら、それがフローを感じてるってこと、アイデアはアートの形になり、アートはなにか美しいものを発していく
魔法が働くときのように聞こえますね。
そうかもね。でも魔法をアートに適用しようとするのとは違う、それはもっと、違ったシステム?みたいなもの
ええ、僕にもわかります。
それで、それに入るのに必要なものはありますか?特別な人たちだけがそれを導くことができるというようなものですか?
そうね……
理屈では、誰でもそれにアクセスできる
それはつまりその
うーん。
ええと、何か間違ったことを言いましたか?
ああ、いやいや、友達がしたことを思い出していたの ._.
彼女にとってはあまりいいことにはならなかったわ
すみません。
いいわよ、説明してあげる
この間その友達は人の心を整えてフローにアクセスできるように書いたちょっとしたものを配ろうとしていたの
本当に人の心を変えるんじゃなくて、これが可能であることを見せるドアを開けるようなものに近いわ
なるほど。
それを読んだ人の殆どが彼ら自身のアナートを作るようになった
すごい。
ええ
それはまさしく驚異だった、でももちろん、あまりにも多くの注意を引いた
ああ、本当にお気の毒です。
いや、いいわよ、彼女はアナーティストのグループを永遠に抜けることになった。
賢明で、良い判断だったわ。
この話はここまでにしましょう。
もちろんです。
これはたしかに物事を変えますね。普通の人々ですらこの方法で現実に影響できることを考えると。
何人か他にも質問できるようなアナーティストを紹介しようかしら?
今回は「蛇の人たち」じゃないわよ、勿論 :P
ええ、ありがとうございます。
ボスの所でお会いしましょう。
次の水曜の午後はどう?
ええ、都合は大丈夫です。
いいわね、じゃあそのときに :3
楽しみにしています。

ファン?いるかい?
君は壊れた教会と僕らの互いの見学について僕に話して欲しいって言ってただろう?
勿論話すことが禁止されていることは伏せるけどね :P
ああごめん、トリム
レスが遅れたよ
お、返信があったね
研究のことで忙しいんだ
何人かのアナーティストに会って、それで研究の殆どが終わったよ、今それらをまとめているところだ
今しばらくは時間がなさそうだ
今度またにしてくれないか?
勿論だよ!仕事がうまく行っているようで嬉しいよファン。
それじゃあ、グッドラック。
ありがとう

グウさん?
ああ、デールか。
僕の送ったレポートと提言を読んでくれましたか?
ああ、そしてとても面白いアイデアだと言わざるを得ない。
そうでしょう?
これこそ重要なところだと思います。全てがひとつとなります。これで神々がどのように信仰に影響されるのか、異なった魔術体系がどのように働くのか、現実改変者がどのように存在するのかを説明できます。
技術、魔法、現実歪曲、この理論でこれら全てが統合できます。私がやるべきことは、より大きな実験を設定し、これをどうやって利用するのかを描き出すことです。
我々の世界の法則をよりよいやり方で利用できるようになる可能性があります。そしてもし我々が我々の中の2つの龍の側面を適切に分割し改善できるなら、これはまさに素晴らしいものとなるでしょう。
それら全てがとても素晴らしいよデール。だが君の提言に関しては、申し訳ないが私は許可できない。
しかし、グウさん。
資金の問題ですか?小規模な実験からはじめて、現在の私の資金からいくらかつぎ込むこともできます、それほどかからないでしょう、そして必ずや結果を出すとお約束できます、すぐに実際の結果を利用できるようになります。
それはわかるし、君を信頼している。だがそれが問題ではないのだ。
ならばそれは何なのですか?対応するためなら何だってします!
我々には時間がないのだ。太歳の割れ目は広がっている。
それが理由なのですか?実際に何か起こるまで何十年も、何世紀もかかるものでしょう!
デール、それは君にも、我々にもわからない。
もし我々がそれを修復する機会を持てたとしても、女媧が自由となり伏儀がその形を取り戻すのを遅らせるに過ぎない。そして我々は今一度の龍の争いを生き残ることはできないだろう。
もし彼らが開放されたとしても、何が起こるかすら定かでないではないですか!そんな理由で私の研究が許可できないというのですか?
すまない、だがすでに決定したことだ。さらなる予算も、新たなプロジェクトも予定されてはいない。全ての資源は脱出計画に割り当てられる。率直に言うと、それでも足りないのだ。
なぜこんな仕打ちができるのですか?あなたは私の論文を呼んだ、その価値をわかっているはずだ!
分かっている。だが我々が一旦この世界を離れればそれは問題ではない。世界の法則は違ったものになるだろう。
ですが我々は変わらない!我々はまだこれに取り組める、そしてこれはまだ助けとなる!
君の気持ちはわかる、だが今これに関わることはできないのだ。
君はいつでも変身と寿命の延長を完了することができる。
我々が再び定住したとき、君は研究を行う機会を持てるだろう。
君の父君はすでにサイトで働いている、君もそこに加わるべきだ。
また私を「龍」に変えさせようというのですか?それがあなたの望みなのですか?我々は龍から逃げようとしているところだと言うのに!
そして父は、さぞかし彼はあなたの欲しい人材の完璧な例なのでしょうね。
デール、そういうことが言いたいわけではない。
いや、グウさん、私は行きません。
何もかもくだらない。
デール。
あなたは彼らとは違うと思っていた、あなたは僕に良くしていくれていると思っていた、でも違う、あなたも同じだ。
さよならです。

ハイ、デール、色々変わってしまったのを聞いて気の毒に思っていることを伝えないとと思ってメッセージを送っているわ。
私も「脱出」するつもりはないから、もし私にして欲しいことがあったらいつでも連絡してね。

ファン、大丈夫か?ずいぶん長く君から連絡がなかったな。
心配し始めていたよ、ただ研究で忙しくしてるだけならいいのだが。
ハハハ
研究か
悪い冗談だ
なんで僕はこれがうまくいくと思っていたのか
彼らは一度僕に背を向けたのに、なぜ僕は二度はないと思っていたんだろう
僕が彼らのクソみたいなルールに従ったり鱗や尻尾を生やしたがったりしないからってだけで道化扱いだ
ハハハ、僕らを食べようとする巨大な肉の龍に対するワクチンだとさ、偏執症の臆病者みたいに逃げることでそいつに追いつかれないようにするだけじゃ足りないって言うのか
いつか空が崩れて来るなんて誰がわかるっていうんだ?何もせずに心配だけしているほうがいいって言うのか、それで
ファン、何が起きたんだい?
何って、何もかもダメになったんだよトリム
全部ばらばらになって、僕はまだ世界を理解し始めたばかりなのさ
僕らの肉と魂を求めるクソみたいな神々を退けるために、物理法則がMekhaneに作られたことがわかったから何だと言うんだ
僕らの肉と魂が美味しいメッキーとヤルダの一部を含んでいて、だから神にとって美味しく魅力に見えることがわかったから何だと言うんだ
何の話をしているのかわからない。どうしたんだい?
僕は僕らが何でできているのか、世界が何でできているのかの話をしているんだ、トリム、君も知っている通りこれは重要なことだ
僕が、僕らは普通じゃないと言ったときのことを思い出すんだ。僕らはみんなおかしな現実改変者で、ただ程度が違うだけだ
メッキーとヤルダの部分がお互いを打ち消し合っている、僕らの体と心と魂の中で、だから僕らは一見普通の人間なんだ
驚きだろう?僕らは結局、超異常な物体だと判明したわけさ
ファン、落ち着いてくれ。
落ち着けだと?僕は冷静だ、どこが落ち着いてないんだ?
現実歪曲とはただ相争う二つの龍の力のバランスが崩れて起こっているだけだと知っているかい?
僕らの信仰と思想が現実に影響し、神を作り出せるのは僕ら皆がこれらの微小なバランスの乱れを持っているから、小さな現実歪曲は累積して大きな相違となるということを知っているかい?
サーキシストは僕らの中のヤルダの側面を育て、一方で君たちはそれを排除しようとしているのを知っているかい?
技術や教会の壊れた神の奇蹟はメッキーの法則の網を利用しているから働くことを知っているかい?
現実改変はこれらの法則を超過すること、あるいはそれらを損傷することで、神々はその穴から来たり、裂き広げることができると知っているかい?
……頼むよ、君のことは疑ってないが、今は君の思考は乱れている。
そしてアナーティスト!ハ!彼らは人間の集合現実改変ポテンシャルを利用して、思い描いたものを何でも現実化するんだ!
だけどこれら全部はもう無意味だ
だって僕はもう二つの龍の側面が人の中で分かれた時どうなるかを研究することはないんだからね
だって僕は魂を肉体から分離する以上のことをしなくてはならないし、魂からちょっとした欠片を取るのにも大変な努力と金が必要なんだからね
だって彼らはいくらかの世界の終わりの予言のために他のことを全部をやめてしまい去るんだからね
そんな風になる必要はないよファン。何が起きたにせよ、力になるよ。
へえ、マクスウェリズム教会が僕のありえないちょっとした夢のために出資するっていうのかい
どんな団体が僕に出資するっていうんだ、僕は明らかな失敗作だ
僕の家族ですら去ろうとしている
何が起きているのかわからないし教会を代表してしゃべることもできないけど、でも僕にできるだけのことは必ずするよ
いや
十分だ
何というか
本当に嬉しく思うよでも
これは自分自身でやらなくちゃいけない気がするんだ
自分の力で
今君と話していて
どんどん思考が冴えてきている気がするんだ
落ち着いたら、僕に助けにならせてくれ。2人で考えれば何とかなるよ。
いや
君とはいられない理由があるんだ
君は本当に僕に良くしてくれた、他の誰よりも
できるだけのことをしてくれた
そして僕は
僕は君の神を酷く侮辱してしまった
ハハ
君をこれに巻き込むことはできない
もう始めたんだ、僕はこれをする、まだやらなくちゃいけないことが残っている、これはなされねばならないんだ
ダメだ、ファン、やめてくれ!
もうここにはうんざりなんだ
ファン、聞いてくれ、助けになりたいんだ。
ファン。
ファン。

トリム 01010100 01110010 01101001
ファン?君なのか?
さよならを言いに来た 01001000 01100101 01110010 01100101 00100000 01110100
01101111 00100000 01110011 01100001 01111001 00100000
01100111 01101111 01101111 01100100 01100010 01111001
01100101
何が起きたんだ?大丈夫なのか?
全て終わったよ ありがとう 01001001 01110100 00100000 01101001 01110011 00100000
01100100 01101111 01101110 01100101 00100000 01100001
01101110 01100100 00100000 01110100 01101000 01100001
01101110 01101011 00100000 01111001 01101111 01110101
頑張れ、何が起きたにせよ、僕はこれをデコードできる、他のモードに切り替えれば。
僕は今 "彼"の途を辿るんだ 01001001 00100000 01101101 01110101 01110011 01110100
00100000 01101110 01101111 01110111 00100000 01100110
01101111 01101100 01101100 01101111 01110111 00100000
01001000 01101001 01110011 00100000 01110111 01100001
01111001
ダメだ、クソクソクソ、ファン、帰ってこい!
帰ってきてくれ!
……
そんな。

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消去完了
::切断しました::
超常現象記録 #20170305
概要紹介: 現地時間午後3時、167名の市民が、デール・ファンの住居を通過したとき、巨大な蜘蛛の巣状の構造に囲まれているという突然の「気づき」を体験したと報告しました。目撃者は巨大な蛇が住居から出現し、巣の線に沿って飛び上がるのを感じたと描写しました。証言ごとの相違点はありましたが、巣は典型的には金属質と描写され、一方蛇は「機械的」と描写されました。
発生日時: 2017年3月5日
場所: カリフォルニア州サンフランシスコ
追跡調査措置: 目撃者には記憶処置が施されました。住居は探索され、2つの異常物品が発見されました。
AO#83628はデール・ファンの体です。脳の活動がないにもかかわらず、肉体は機能しており、損傷は異常な手段で治癒します。対象の前頭部から胸部にかけて、大きな切開がありますが、この傷は治癒しないと同時に、出血も見られません。
AO#83629は8進数ベースの演算機器です。█ █████ ██████ ████ █████████ ██ ████ ██████████ ████ ███ ███, ████████ ████████ ██ ████████. ███████, ████ ████ ████ ███████████ ██ ██ ████████████ ████ ███ ███████████. SCP-2481-1との類似点のため、サイト-143にさらなる研究のために移動されました。
居住者のスマートフォンの調査からは有用な情報は得られませんでした。