闇寿司ケースファイル "SaBA襲撃事件"
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事件概要

SaBA襲撃事件は2023年1月9日に発生した、SUME-CI本部地下に存在するSaBA1のサーバールームへの襲撃事件を指す。事件の首謀者である仲村醤吾は、自身の開発したスシブレードである"The寿司"の効果で、SUME-CI内に存在したスシブレーダー全員から"寿司のモナド"2を吸収し、寿司の実存性を低下させることで警備を無力化、同時にThe寿司も吸収した寿司の能力も行使できるようになった。仲村醤吾は進化した"The寿司"を用いてSaBAに対する破壊活動を開始、警備員では歯が立たないため"The寿司"の影響を無効化できるほと強固な寿司のモナドを有する強力なスシブレーダーの応援が要請された。

闇寿司四包丁の"隠し包丁のスニーク""食品機械用切断刃のリネーム"が応援に到着、激しい戦闘の末に仲村は捕縛された。この襲撃による影響3でSaBAはほとんど全壊し、サーバーコンピュータ30台、高次脳改造済み精神〆鯖4176匹が被害を受けた。SaBAのシステムは完全にダウンし、この事件記録を執筆現在(1月20日)でも復旧は完了していない。

犯行動機は仲村のひどく個人的な目的のためであり、情状酌量の余地無しとして、仲村は損害の賠償に加えて追放処分となった。

事件タイムライン

以下はSUME-CI本部内部や周辺の監視カメラ映像、事件関係者からの証言を基に作成された、当事件のタイムラインである。

09:34:23: 仲村醤吾がSUME-CI本部から300mほど離れた交差点の防犯カメラに映る。

09:40:02: 仲村が本部入口前に到達、"The寿司"による寿司のモナドの吸収を開始する。

09:41:39: 仲村が本部に侵入する。警備員が止めに入るも"The寿司"の攻撃で吹き飛ばされる。

09:50:56: 本部全体にアラームが鳴り響く。仲村が地下のサーバールームへ向かう。道中で警備担当の闇寿司忍者が何人も立ち塞がるが、簡単に倒されてしまう。

10:09:41: 仲村がサーバールームに到着し、破壊活動を開始する。闇寿司実力者への応援要請が出される。

10:14:23: 損傷によりSaBAのシステムがダウンする。

10:31:17: 応援が到着し、仲村と交戦を開始する。

10:32:16: 仲村が"The寿司"による寿司のモナドの吸収を試みるが、実力者の強固な寿司のモナドは影響を受けない。

10:34:36: 三人が同時に寿司を発射、"The寿司","酸辣湯麺","岡持ち"が激突する。

10:36:40: 岡持ちがその重量を活かしてThe寿司に攻撃するも、The寿司は警備員から吸収したマシュマロ寿司の能力を発動、攻撃を受け流す。

10:40:13: 様子を伺っていた酸辣湯麺が速攻を仕掛けるが、今度はThe寿司はウニ軍艦(殻付き)の能力を発動させ、カウンター攻撃を食らわせる。

10:43:36: リネームが能力の切り替えにはクールタイムが必要であるというThe寿司の弱点を突き止める。岡持ちから中華丼と回鍋肉を発射して同時展開し、さらに二人の連携によりThe寿司に対策する暇を与えないことに成功する。

10:51:55: The寿司が持久力と耐久力に特化したおでん串の能力を発動させたことで戦闘は拮抗し、全員が体力を消耗している。疲労から酸辣湯麺の操作が揺らぎ、こぼれたスープが偶然仲村にかかる。熱さにより仲村に一瞬隙が生まれ、それを見逃さず中華丼と回鍋肉が同時に仲村を攻撃する。

10:54:44: 体力が尽き、仲村が気絶。交戦が終了し、仲村が確保される。

11:04:09: SaBA専門エンジニアも到着し、リネームと復旧作業を開始する。

尋問記録

以下は事件当日に行われた、仲村醤吾への尋問の記録である。

対象: 仲村醤吾

担当者: "闇寿司審問官"鉄火

<記録開始>

鉄火: 名前、年齢、それと職業を。

仲村: 仲村醤吾、21歳。フリーターだ。

鉄火: お前がサーバールームをめちゃくちゃにしたせいで専門の技術屋が今復旧に追われてる。お前が殺したあの鯖を複製するのは大変なんだからな。

仲村: そりゃよかった。

鉄火: あのなぁ、なんなら鯖の代わりにお前の脳みそを使ってもいいんだぞ。とにかく、今回の襲撃の目的は何だ。

仲村: あのクソったれサーバーを全部ぶっ壊して、俺の大望を叶えるためだ。

鉄火: どういう意味だ?

仲村: ……少し、俺の話をしよう。俺が闇寿司に加入したのは2年前。当時闇寿司は拡大を続けていて、俺たち闇のブレーダーが執筆・投稿している闇寿司ファイルもNo.2000の大台に乗ったばかりだった。

仲村: 俺にとって闇寿司は創意工夫の場として居心地が良かった。スシブレードの研究と開発、そして闇寿司ファイルを書くのも俺は好きだ。

鉄火: それが今回の事件と何の関係がある。

仲村: 重要なのはここからだ。闇寿司ファイルのナンバーは投稿された順に割り振られるだろ?てことは狙ったナンバーを得るには、適切なタイミングで即座に投稿しないといけねえ。

仲村: ナンバーなんて普段は気にしないが、気持ちのいい番号というものはある。例えば、No.3000みたいなキリ番とかは特に気持ちがいいよなぁ。

鉄火: だから何の話だと言ってんだよ!

仲村: 俺は闇寿司ファイルNo.3000に自分の名を刻むため、一年前から準備してきたっていうのによぉ……あのクソ野郎「美味いいなりで馬いいなり」とかいうしょうもないダジャレで俺のNo.3000をただのいなり寿司で奪いやがったんだ!

仲村: もう4000まで待ってられねえ。だから俺はSaBAをぶっ壊して闇寿司ファイルのデータをすべて消去して、No.001までリセットしようとしたんだよ!

鉄火: ぶっ飛んだ野郎だ。というか、キリ番を取られたことが理由なら、まずはそいつに復讐すればいいだろう。

仲村: 何言ってんだ。そいつはもうとっくに殺した。それでも怒りが収まらないからここにきたんだろうが。

鉄火: はぁ……もうお前のことは十分わかった。尋問は終了だ。

仲村は復旧費用の支払いのためにカニ漁船送りとなり、この先の一生をオホーツク海の上で過ごすこととなった。

文責: "闇寿司審問官"鉄火

関連資料

闇寿司ファイルNo.3002 "The寿司"
犯行に使用された闇寿司ファイル。効果は上記の通り。No.3000との投稿時間の差は2秒だった。文字数は2万字超えである。

闇寿司ファイルNo.3000 "美味いいなり寿司"
犯行の動機となった闇寿司ファイル。馬に食べさせるとその馬を使役することができるいなり寿司である。人間が食べても効果はない。

設計仕様書 "高次脳改造済み精神〆鯖"
"食品機械用切断刃のリネーム"が設計した高次脳改造済み精神〆鯖の仕様書。家庭用包丁1本だけでも造れる……らしいが、顕微鏡レベルの精密な包丁さばきを要求される。











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