闇寿司ファイルNo.177-D "メタンフェガリン"
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ガリ

俺(佐藤)特製のメタンフェガリン

概論
メタンフェガリンはアイス1を混ぜた調味酢に生姜を漬けたマジでパネェ漬物。控えめに言ってパネェ。本音を言うとガチヤバでマジパネェ。元々オレはアイスを常用してたけどメタンフェガリンに出会ってからはメタンフェガリンしか使ってねー!元々アイスは口に入れるとクッッソ苦いから飲めない。しかも経口摂取だと効き目が悪いからあんまりテンション上がらないし気持ちよくない。メタンフェガリンにしても美味いとは全然言えない。でもメタンフェガリンにするとめっちゃキマる。酢のせいかと思ってアイスを酢で飲んでみたけど最悪な味になった。やっぱ生姜と酢のさっぱりとしたハーモニーがアイスのクソ不味さを緩和してるらしい。やっぱ不味いのは不味いけど。

メタンフェガリンにはメタンフェタミン2を使ってるから勿論違法。だからフツーのブレーダー共に"違法ガリ"とか言われる。でもポリ公にはほぼバレないから全然問題ない。予期してない時にポリに出くわして所持品検査とかされた時も流石にガリに覚醒剤浸ってるとは思ってないから持ち物調べられてもほぼセーフ。ただ尿検査とかされたらフツーに引っかかるからアウト。逮捕は免れないけどメタンフェガリンをどっかに捨てるかさっさと食っちまえば覚醒剤所持を立件出来なくて覚醒剤使用の容疑にしかならないからオススメ。ただあんまり一気に食うとキマりすぎで死ぬから3気をつけた方がいい。

スシブレード運用

キマり具合

やる気の湧き具合

ヤバさ

持続性

副作用

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メタンフェガリンはスシブレードとして使うというよりはブレーダー自身に使う。

勿論メタンフェガリンを箸で挟んで射出することはできるけどペラペラナヨナヨベチョベチョなガリでしかないから攻撃力はほぼない。コイツを超高速回転させて対人に使うことが出来れば相手の傷口から覚醒剤を流し込むことは出来るかもしれないけど、結局相手がテンション上がったらコッチが困るわけだし攻撃には向かない。

メタンフェガリンの真価はやっぱりブレーダーがキメた時に発揮される。キマって気分が高揚したらマジで最強になれる。この世の全てが楽しくなるし相手を殺すのに躊躇もなくなる。ジャンジャン相手を攻撃できるしジャンジャン攻撃も受けれる。相手と楽しくスシブレードするならやっぱメタンフェガリンがあった方が良いと思う。

問題としてはコイツをキメるようになるとそれまで使ってた寿司が言うことを聞かなくことがあることだ。初心者ブレーダーにはあんまりないかもしれないけど、心を通わせた寿司がいるなら余計言うことを聞かなくなる。そんな時はスシをヤク漬けにしてやれば解決する。メタンフェタミンがもったいないかもしれないが、スシをメタンフェタミンに浸して"ガンギマリ"にさせればスシもハッピーになって楽勝にバトルを進められる。

他の活用法
親方に叱られた時とか、競馬で負けた時みたいな気分が沈んだ時にもメタンフェガリンを食べれば全部どうでも良くなる。楽しくスシブレードするにはやっぱメタンフェガリンが必須。

エピソード
ちょっと関係ない話になるけど、まぁ黙って読んで欲しい。俺は元々チーズケーキを好んで使ってスシブレードをしていた。数多くのスシブレーダーを屠ってきた俺とチーズケーキは相性バツグンのタッグだった。周りからも散々言われたけどこの時の俺は正道スシブレーダーみたいだった。チーズケーキと心を通わせてチーズケーキのことをマジでダチだと思った。

俺は闇寿司に入ってから毎日のように普通のブレーダーとか回らない寿司協会のムカつくエージェントとかを殺し回った。殺して、殺して、殺した。先輩のブレーダーは「最初は辛いかもしれないけど戦いが楽しくなってくれば慣れるから」って言ってた。だから俺は戦いが楽しくなることに期待して殺しまくった。だけど、いくら戦っても、いくら殺しても、俺はそれを楽しいと思えなかった。限界を迎えたある日、俺はそのことを先輩に打ち明けた。闇寿司に向いていないとなじられると思ったし、破門される覚悟もしていた。俺が泣きながら話し続ける中、先輩はただ黙って話を聞いた。俺が話し終えると先輩は静かにポケットの中から何かを取り出した。

「無理すんな」

そう言って先輩が差し出したのは、パケ4に入った白い粉だった。

この日、俺は初めて薬物に手を染めた。

そこからの俺は最強だった。クスリを使えば戦いが楽しくなった。最初は戦う前にだけ注射していたが徐々にそれだけでは満足できなくなった。戦いが終わり、クスリが切れれば楽しい気分が終わってしまう。そうすればクスリで誤魔化してきた嫌な気分が湧き出して来てしまう。それが堪らなく怖かった。怖かったから、戦いがなくてもクスリを使うようになった。やがてクスリは俺の生活に欠かせないものとなった。

クスリの使用頻度が多くなるにつれて、俺とチーズケーキの連携が徐々に崩れてきた。俺が毎日必ず一本注射するようになった頃にはもはや回すことすらできずチーズケーキは一回転もせずに俺の足元に落ちた。ドクター・トラヤーの言うところによると"チーズケーキが君(俺)を拒んでいる"ということらしかった。チーズケーキの"意思"が俺をマブダチだと認めていたから…心が通じていたから。だからクスリを打って戦う俺を拒絶したのだと。多分、以前の俺ならチーズケーキに泣いて謝っていたと思う。チーズケーキの前に蹲って、泣きながら許してくれと一晩中呟いていただろう。

だがこの時、俺は「あっそ」としか思わなかった。

俺はチーズケーキに水に溶かしたアイスを注射しまくった。周りの闇寿司は正直ドン引きしてたが効果はてきめんだった。チーズケーキはすぐに大人しくなり、また俺の意のままに回るようになった。


アイスをキメながら闇寿司活動を満喫していたある日、俺にクスリを教えてくれた先輩から電話が掛かってきた。

佐藤: 先輩、どうしたんすか?

藤原先輩: 急で悪い…至急伝えなきゃいけないことがある

佐藤: 至急?…なんですか?

藤原先輩: お前に…紹介したヤクの売人いただろう?あの…シャブの…

佐藤: はい

藤原先輩: アイツ…サツに捕まりやがった…

佐藤: え?

藤原先輩: サツが…アイツから顧客の情報を聞き出したらしい…俺のとこにもサツが来てて…俺は今…逃げてるけど…

佐藤: そんな…

藤原先輩: だから作戦会議がしたい…どっかで落ち合って話し合おう。そうだな…いつもの回転寿司にしよう…

電話を切り、俺は急いでいつもの回転寿司屋に向かった。コートの内側にガンギマリチーズケーキを忍ばせて車を飛ばした。ちょうどクスリが切れかけていたこともあり、猛烈な不安感が俺を襲った。視界が歪み、道路が脈打って見える。道中、信号待ちをしている時に耐えきれずにパケの中身を口に含んだ。刺すような痛みと共に最悪な苦味が口に広がる。この時始めてクスリを口に含んだがあまりのクソ不味さに吐き出しそうになった。だが、せっかく含んだクスリを吐き出す訳にはいかない。俺は顔を顰めながら何とかクスリを飲み込んだ。キマり具合は悪かったが、不安感は徐々に落ち着いた。30分ほど車を走らせ、何とか事故を起こさないように寿司屋にたどり着いた。

寿司屋に入ると先に着いていた先輩が手を挙げた。この回転寿司屋は一見ただの某有名全国チェーン店だが、その実態は闇寿司が影で牛耳っている一種の活動拠点だった。俺は先輩の席に相席し、早速作戦会議を始めた。

「…闇親方には言わなくて良いんすか?」

「馬鹿ッ!!親方に言えるわけねぇだろ!!」

先輩が怒鳴り声を上げる。闇寿司の活動拠点とは言えどここは回転寿司屋。辺りには闇寿司の事など全く知らない無関係の一般人がたくさんいる。あっという間に俺と先輩は彼らの注目を集めてしまった。

「…親方はな…あぁ見えてこういうとこはしっかりしてんだよ…食品衛生法を遵守しないだけで半殺しにされるのに……クスリなんてやってるのがバレたら…」

「俺達はバラされて……ラーメンの出汁にされるかもしれねぇんだぞッ!!」

先輩の叫びは尚も続いた。その様子は"おおよそマトモじゃなかった"。恐らくクスリが切れていた状態だったのだろう。店員がなだめに来ても彼は止まらず、ひたすらに俺に向かって叫び散らした。そして、とうとう周囲の人々にも"彼がマトモじゃない"のが伝わってしまった。

「あ」

窓の外に赤い光が映った。聞こえるのはサイレンの音。恐らく、騒ぎ立てる先輩にただならぬものを感じた周囲の誰かが警察に通報したのだ。サイレンの音を聞いた先輩は途端に大人しくなった。顔がみるみるうちに青ざめてゆき、額には脂汗が浮かぶ。

まずいことになった。警察沙汰になれば確実に薬物を所持していることがバレる。もし闇親方がその事を知ったら……例え刑務所の中にいたとしても、親方からは逃げられない。闇寿司忍者に抹殺されるかもしれないし、精神酢飯接続されて神経を焼き切られるかもしれない。いや、闇親方なら刑務所の警備を突破して直々に俺を粛清しに来るかもしれない。いずれにせよ、警察に捕まることは法の裁きを受けるよりも深刻な事態を招くことになる。

何とかしなければ。

周囲を見て何とかクスリを隠せそうなものを探した。ふと目についたのは箱に入ったガリだった。俺は周囲の関心を引かないようにガリを取るふりをして中に入れた。

「先輩、この中に持ってるアイス全部入れてください。パケの空もこの中に…!」

「…あぁ……」

俺たちは持っていたクスリを中に全て入れ、ガリをかき混ぜてパケを隠した。

長々と書いたが、これがメタンフェガリンの誕生経緯だ。要するに、メタンフェガリンはサツにバレそうになった時に咄嗟に回転寿司屋のガリ入れに覚醒剤をぶち込んで難を逃れたことで生まれたということだ。

この後、先輩と俺は無事にポリ公共を乗り切った。奴らも流石にガリ入れにパケを隠したとは思っていなかったらしく、そこまでは調べなかった。運のいいことに、俺達はただの注意で済んだ。駆けつけたのが麻薬の担当をしてるサツじゃなくてただのパトロール中の巡査で良かったと思う。この後ガリからパケを取り出そうとしたが、必死こいてかき混ぜたせいかパケが破けて中のクスリが漏れてた。そう、ガリにクスリが混ざってしまったのだ。俺は試しにクスリがガッツリ混ざったガリを食べてみた。後はお察しの通り、というわけだ。俺はこのマジでパネェガリを密かに"メタンフェガリン"5と名付けた。

クスリに手を染めてしまったのは事実だがこのマジでウルトラパネェ物を作ってしまった以上、誰かに共有しないわけにはいかない。そういうわけで俺は今メタンフェガリンをキメながらこれを書いている。

あの闇親方もきっと認めてくれるはず。

だって、こんなにウルトラスーパーキマるガリが役に立たないはずが無ェからな!

関連資料

日本隠語大全集 薬物編
取引する時にあるとチョー便利。

マジでキマる!!サイコーなガリの漬け方!-クックポッド
俺がレシピ投稿したサイコーメタンフェガリンの作り方。何故かソッコーで消されたのでまた投稿。

覚醒剤-Wikipedia
メタンフェガリンの名前つける時にここ見た。
俺の知らねぇことがめっちゃ詳しく書いてある。

薬物乱用防止講座「No More 大麻」 警視庁
大麻コエ〜!!

文責: 佐藤海人













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