王立香港警察零号専隊 ハブ

「阿群の道案内」

零号専隊（英名: Zero Team、略称: ZT）は1934年に成立しました¹。名目上は王立香港警察刑事部に属していますが、実態は英国オカルト局（MI666）²が指揮しています。専隊は主に英領香港のアノマリー関連業務、とりわけ超常犯罪への対処を担当しています。香港の主権が移譲されたことに伴い、1997年7月1日、名義的には解散したことになっているものの、「新茶嶺警署」³として事実上の改組を行っており、1961年から管理している超常選挙区・新茶嶺^{シンチャレイ}の治安維持と民生建設の一部を担い続けています。

零号専隊
活動時期	1934-1997
管轄地区	英領香港
直属	王立香港警務处4
本部	中区警署零号専隊事務室5 → 新茶嶺警署（上茶嶺村55号）6
茶嶺警区
成立日期	1997年8月25日
所属地区	新茶嶺
規模	68人
直属	東九龍総区
本部	上茶嶺村55号
現任指揮官	王開石

組織

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零号専隊は王立香港警察刑事部に属している。2名の幹部級（警務处副处長⁷1名、上級副处長補1名）以下、2つの部署（収容科・研究科・情報科）が設けられており、各部署には正副科長1名が配属されている。

1. 収容科

• 香港におけるアノマリーの捜索・収容。
• 超常物品に対する保安活動。

2. 情報科

• 香港における超常関連人物の捜索。
• 香港における超常犯罪活動の捜索。
• 超常地域・新茶嶺での治安活動。

3. 研究科

• アノマリーへの対抗策の開発。
• アノマリーの穏当な運用方法の提案/超常勢力に対する戦力の増強。

注: 部署間の提携関係は不明瞭である。上述の分類は参考程度のものであり、状況に応じて調整される可能性がある。

歴史

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1934年、零号専隊は英国オカルト局によって設立された。設立時のメンバーは60人。政治部⁸とは異なり、零号専隊は成立当初から香港警察に組み込まれていた。ただし、少数のメンバー（多数の超常技術者や超常人員で構成されており、専隊内部では非正規編制警察と呼ばれている）は香港警察の体制外で活動していた。

1941年、零号専隊は日本の香港侵略と新たなアノマリーの脅威に抵抗した。当時、「植民地警察隊-零号専隊」の全職員は他の警察官と同様、憲兵の地位を与えられており、香港に駐屯する英軍と王立香港連隊に情報提供を行い、共同で敵に立ち向かった。専隊は主にIJAMEA（大日本帝国異常事例調査局）の香港における活動を監視し、軍事的超常作戦に打撃を与えることを目的としていた。

1961年、小型超常区域・新茶嶺の発見に伴い、零号専隊はオフィスを新茶嶺に移すと共に、当地区における治安活動を開始した。これにより、全盛期には90人もの大所帯となった。今でこそ専隊は解散しているが、新茶嶺の治安活動は現在も当隊のメンバーが担当している。

1997年の香港返還に伴い、零号専隊は正式に解散した。元構成員は新茶嶺警察署に編入され、新茶嶺の管理を継続して行っている。

現況

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現在、零号専隊は茶嶺警署へと改組され、管轄範囲は新茶嶺まで縮小した。職員は主に零号専隊の元メンバーで構成される他、新茶嶺で職員の募集を行っている。

警察署ではあるものの、当地区の特殊な性質から、事実上、ある程度の民生業務をも担っている。また、茶嶺警署は現地の小企業をいくつか管理している。

方針

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1. 「異を以て異を制する」
他の組織と比べて、零号専隊は超常事件の捜査や法執行を実施する際、超常技術/低脅威アノマリー/中和された超常生物を多用する傾向にある。それでも、彼等はヴェール・プロトコルを行動の根底に置いている。

2. 「劃地而治」
零号専隊はアノマリーを何でもかんでも収容しようとはしない。そのアノマリーがヴェールを破る/超常犯罪をもたらす/治安を乱す場合に限り、捜査・収容することが多い。財団と比べ、零号専隊は健全な民間超常組織と比較的和やかな関係を築いている。零号専隊が管理している新茶嶺は、東アジア地域における数少ない超常自由港であり、香港における超常経済の発展に一定の影響をもたらしている。したがって、元から異常だった地域やコミュニティに関しては、現地住民がヴェールや法を積極的に破らない限り、発見しても監視するだけに留めており、自発的な収容を行うことはない。

他組織との関係

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財団

零号専隊は財団と良好な関係を築いており、いくつかの事件において、両者は合同作戦を展開してきた。ただし、両者の間に条約的な関係は存在しない。こうした関係は返還後も続いており、新茶嶺警署や零号専隊の元メンバー（とりわけ退職者）の中には、財団に身を移して活躍している者もいる。新茶嶺警署の管轄範囲は返還後、大幅に減少したため、先述のような合同作戦を行う機会は次第に少なくなっている。

九龍城人民代表大会

60年代初頭に登場した民間組織で、九龍城砦を中心に活動していた。当会は地元住民によって組織され、九龍城砦の管理業務を担当してきた。表向きは中華人民共和国との結びつきを望んでいるが、実態は民間の自治組織であり、中央とは何ら関係が無い。1973～74年、王立香港警察が砦内部の超常犯罪勢力の排除を試みた際、当会による反抗を受けたために、両者の関係は非常に険悪となっていた。しかしその後、中英連合声明での取り決めに基づき、1994年、九龍城砦は正式かつ完全に撤去された。砦が解体されたことで、当会もなし崩し的に解散することとなった。

新茶嶺人民代表大会

王立警察の進駐前から存在する、新茶嶺住民によって作られた民間自治組織。中華人民共和国における「人民代表大会」⁹とは名称・組織構造が似ているものの、無関係である。全盛期には30人のメンバーとある程度の武装を擁しており、アノマリーの知識も豊富であった。1961年、王立警察が進駐したことで解散するも、一部のメンバーは零号専隊に合流している。

世界オカルト連合

世界オカルト連合において、「MI666極東零号部門」は108評議会の一角を占めていたが、返還後はその地位を喪失した。代わりに、新茶嶺警署が数少ない非108評議会メンバーとして参加している。したがって、香港は複数の政府系超常管理組織をGOCに参画させた、世界でも有数の地域となっている。

文献フォーマット

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注: 議事録および付録は必須ではありません。状況によって追加してください。

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[[tab ファイルAXXXX/XXX/E-XXX]]
||||||~ 機密情報|| 
||||~ 作成日||日日/月月/年年年年||
||||||~ Ml666極東零号部門||
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||||~ 登録場所||--中区警署零号専隊資料庫--[[[http://scp-zh-tr.wikidot.com/new-cha-ling|茶嶺号専隊資料庫]]]||
||||~ オブジェクト保管場所||--中区警署零号専隊資料庫--[[[http://scp-zh-tr.wikidot.com/new-cha-ling|茶嶺号専隊資料庫]]]。（特殊な事情があれば場所を変えても良い）||
||||~ 機密情報||~ タイムスタンプ||
||||//[[size xx-small]]備考: 本ファイルの機密レベルは掲載先の機密文書と同等でなければならない。ただし、更新を示す表記を付加することで、より高い機密レベルに格上げすることができる。[[/size]]//||年年年年||
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[[tab メモ: E-XXX]]
E-XXXに関する簡単な説明を以下に記す: 

A) 要点その1。（詳細は別紙参照）

B) 要点その2。以下C、D、E…と続く（詳細は別紙参照）

項目Xに関する詳細情報は、関連記事より獲得すること。
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(1)
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**番号:** E-XXX

**コードネーム:**【？？？？】

**タイプ:** 物品/人型/生物/植物/異常地域

**危険度:** 低/中/高（低に属する場合、状況に応じて「制限付きで利用可」を付加しても良い。ただし、MI666への申請と承認を受けた旨を記載すること)

**説明:** オブジェクトの説明。

**発見:** 発見の経緯。
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(2)
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+ 機密情報
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E-XXX（会議目的）会議内容撮要
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日日/月月/年年年年の定例会議において、警員「名前」は以下の問題を提起した: 

A) 第一項

B) 第二項

……

これを踏まえて、彼は以下の提案を行った: 

A) 第一項

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（記録員の略称。名前のピンイン表記の頭2文字+名字のピンイン表記）
P.A
日日.月月.年年年年
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> 本案件はMI666の承認を受けている。/ 本案件はMI666によって棄却された。
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(3)
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[[tab 付録]]
他の情報も加えることが可能。
[[/tab]]
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プレビュー:

ファイルAXXXX/XXX/E-XXX

機密情報
作成日		日日/月月/年年年年
Ml666極東零号部門
タイトル		文書E-XXX
査読記録
部門	査読・増補実施日	名前
0	日付を記入	査読者・更新者の名前
0	日付を記入	更新数に応じてコピペ
0	日付を記入	更新数に応じてコピペ
登録場所		中区警署零号専隊資料庫茶嶺号専隊資料庫
オブジェクト保管場所		中区警署零号専隊資料庫茶嶺号専隊資料庫。（特殊な事情があれば場所を変えても良い）
機密情報		タイムスタンプ
備考: 本ファイルの機密レベルは掲載先の機密文書と同等でなければならない。ただし、更新を示す表記を付加することで、より高い機密レベルに格上げすることができる。		年年年年

メモ: E-XXX

E-XXXに関する簡単な説明を以下に記す:

A) 要点その1。（詳細は別紙参照）

B) 要点その2。以下C、D、E…と続く（詳細は別紙参照）

項目Xに関する詳細情報は、関連記事より獲得すること。

(1)

E-XXX

機密情報

番号: E-XXX

コードネーム:【？？？？】

タイプ: 物品/人型/生物/植物/異常地域

危険度: 低/中/高（低に属する場合、状況に応じて「制限付きで利用可」を付加しても良い。ただし、MI666への申請と承認を受けた旨を記載すること)

説明: オブジェクトの説明。

発見: 発見の経緯。

(2)

申請関連

機密情報

E-XXX（会議目的）会議内容撮要

日日/月月/年年年年の定例会議において、警員「名前」は以下の問題を提起した:

A) 第一項

B) 第二項

……

これを踏まえて、彼は以下の提案を行った:

A) 第一項

（記録員の略称。名前のピンイン表記の頭2文字+名字のピンイン表記）
P.A
日日.月月.年年年年

本案件はMI666の承認を受けている。/ 本案件はMI666によって棄却された。

(3)

付録

他の情報も加えることが可能。

関連アノマリー

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SCP-ZH-256
SCP-ZH-257
SCP-ZH-888

エピソード

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香港特別行政区超常政治組織資料: 新茶嶺選挙区
香港特別行政区超常選挙区データベース: 新茶嶺選挙区
週刊遐邇 第011期

解読済み文書

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極東零号専隊資料: E-021
極東零号専隊資料: E-0249

外界関連記録

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工場移転（K-05324）
洗濯タグ: 紅-0754 王立香港警察警員鄧兆華のTシャツ

注意事項

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関連記事を閲覧/執筆する際は、以下の点にご注意下さい:

1. 香港警察の名称: 時期によってコロコロ変わる。
2. 内部部署の増減: 食品及環境衛生科は返還後の産物である。
3. 時勢に即した行動方針の変化

多くの記事は香港における特徴的な騒動/時期と関連しています。例えば、第二次世界大戦やベトナムからのボートピープル問題、九龍城の攻防などです。様々な場面における香港市民の様子を題材にすると面白いでしょう。また、香港植民地政府は外界への展開を基本方針としていました。これに着目してみると、より雰囲気を出せるかもしれません。

何か分からないことがありましたら、minmasterqwにお尋ねください。

専門用語

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香港警察の変遷

植民地警察隊（WW2前）→植民地憲兵隊（WW2）→植民地警察隊（WW2後）→王立香港警察（1967年以後）→香港警察（返還以後）

中区警署の変遷

中区警署（2007年以前）→旧中区警署/大館¹⁰（2007年以後）

Footnotes

1. 香港警察政治部と同年。

2. 英国のアノマリー対応機関。世界オカルト連合108議会の構成団体。

3. 訳注: 香港では警察署を「警署」と表記する。

4. 訳注: 香港警察の正式名称。

5. 1961年以前。

6. 1961年以降。

7. 警視監に相当。

8. 訳注: MI5（英国保安局）が設立した、スパイ活動や情報収集を行う機関。1946年、香港警察に編入される。

9. 訳注: 日本における「議会」に相当。

10. 訳注: 中区警署の別名。