キャロル#305: ペケーニャ・ハバナ
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RAISAファイル: 要注意団体 [消滅済]
GOI-001: シカゴ・スピリット

ファイル作成日時: 1912年頃
GOIによる最後のファイル改訂: 1933年10月
ファイル回収日時: 1934年7月
[文章を以下に再現]1

Carroll 305: La Pequeña Habana

キャロル#305: ペケーニャ・ハバナ

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全ての既知のペケーニャ・ハバナの入口。

WHERE IT IS

何処にあるか

このキャロルに添付した地図を見れば分かるだろうが、この空間が存在する場所は山ほどある。外側より内側の方が広いという意味では、チェスターの工房とよく似ている。とにかく、ここには沢山の場所から入り込めるし、他にどれだけ入口があるかは神のみぞ知る、だ。

俺たちに関して言えば、“公式な”入口はマイアミのすぐ北西に敷かれた線路の横だ。列車の調整役のオフィスに入ればそれでいい。警備員やら何やらの心配は要らない、俺たちの会社だからな。

WHO KNOWS ABOUT IT

誰が知っているか

スピリットの中では、酒類密輸船ラム・ランナーの連中と、フロリダにある俺たちの鉄道企業舎弟フロントだけが知っている。

スピリットの外ではとなると、難しい質問だ。先住民はいないが、たまにキューバ、ハイチ、ドミニカ共和国、場合によってはジャマイカあたりの貧乏人がペケーニャ・ハバナの海岸に来る時もある。そいつらの大半は英語を話せないし、英語を話せる奴らは大抵俺たちを恐れて話しかけようともしないから、スピリットの仕事に首を突っ込んでくることは滅多に無い。

だが、冒険的な奴らの一部は、うちの子分どもにサービスを提供する店を構えていたりもする。そう悪い事じゃないし、そいつらは数年前からペケーニャ・ハバナに居て、誰もがお互いに顔見知りになっているから、スパイの可能性を疑う理由も無い。

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ペケーニャ・ハバナのバナナ売り。

HOW WE FOUND IT

どうやって見つけたか

俺たちが知る限り、この場所は昔からずっとそこに在った。

初めてここを知ったのは、うちのラム・ランナー班の1隻がバハマ沖でハリケーンに巻き込まれ、運良くポケット次元に迷い込んだ時だった。ただ、居たのはそいつらだけじゃない。自分たちの島の新しい行政に不満を持つキューバの元愛国者どもが大勢隠れていた。

社会主義者どもだ。皆殺しにした。

“小さなペケーニャハバナ”という名前を気に入ったラム・ランナーたちは、キューバ人どもに敬意を表してそのままにしておき、定住した。やがて、そこから出るための手段を色々と見つけ、地図を描いてからチャペルの下へ戻ってきた、という訳さ。

WHAT WE USE IT FOR

何のために使うか

このキャロルは少しばかり風変わりだ。孤島の街を丸ごとスピリットが牛耳っている。

俺たちはペケーニャ・ハバナに、独自のボスと加入手続きを備えたスピリットの下位区分を丸ごと一つ構えている。まだ全体としてはスピリットの一部だが、その他ほとんどの面で事実上の独立組織だ。もう察しがついているだろう、シカゴ・ラム・ランナーズと呼ばれている。

シカゴ・ラム・ランナーズは、ペケーニャ・ハバナを活動拠点 兼 倉庫 兼 蒸留所として使っている。カリブ海とそこで作られる数多くのエキゾチックな酒に自由に手が伸ばせるペケーニャ・ハバナは、スピリットが勢力を拡大し、もっと多くの品を仕入れるための完璧な市場になる。近場の島々から移民がのべつ幕無しに流れ込んでくるおかげで、マフィアは成長する一方だし、商売も大繁盛だ。

スピリットの未来はカリブ海にある。

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