Info
タイトル: SCP-372-KO - 純ホラー - コンクリ
オリジナル: SCP-372-KO - 순수 호러 - 공구리
原著者: Gua1ngHa3i
翻訳者: akai_aoi
作成年: 2025
翻訳年: 2025
参照リビジョン: rev.6
アイテム番号: SCP-372-KO
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: ほとんどのSCP-372-KO個体は自ら衆目を避けているのに加え、ヴェールを破る危険も低い為に、初期発見は現地警察当局に任せられます。コンクリートを破壊していないSCP-372-KO事例を発見した場合、財団が確保し、埋葬をした状態で保存します。
説明: SCP-372-KOはコンクリートに埋葬された死体が約10%の確率で通常予想される腐敗プロセスを経ない現象です。当該現象の原因は不明ですが、数種類の仮説が考えられています。
第一に、コンクリートにより酸素が遮断されたとする仮説です。自然にミイラが生成される場合が低確率ながらあり、蓋然性は存在します。しかし、そのような場合は死体が泥や氷のように酸素と完全に遮断された環境に保存されることがほとんどであり、多孔性物質で酸素が通ったコンクリートの場合に適用できるかは疑問が残ります。事実として、いくつかのSCP-372-KO実例のコンクリートを分析した結果、一般的なコンクリートとの差異はありませんでした。
第二に、埋葬した者の信念が影響を与えたとする仮説です。現在までに発見された全てのSCP-372-KOの事例において、埋葬した者はコンクリートに埋葬された死体が腐敗するプロセスの中で発生したガスにより膨張し、最終的に圧力によって自身を包み込むコンクリートを破壊したことを知りませんでした。埋葬した者に当該事実を認知させた場合、約30%の確率で腐敗が通常通り進行することがこの仮説を裏付けている一方で、残り70%の場合だけでも一般的なミイラの生成確率と比較して遥かに高いです。
第三に、埋葬された者の怨念が影響を与えたとする仮説です。現在までに発見された全てのSCP-372-KOの事例は隠蔽された殺人事件であり、埋葬された者が被害者、埋葬した者が加害者でした。この為に、SCP-372-KOを意図的に再現しようとする試みは成功しません。この仮説の難点は、加害者が容疑者として疑いをかけられ裁判になる場合が少なくなかったにもかかわらず、ほとんど全ての場合で核心的な物証である死体が存在せず、無罪判決を受けたという事実です。SCP-372-KO関連の殺人が有罪判決を受けた唯一の事件においても、財団が確保した当該死体は未だに通常通りの腐敗プロセスを経ていません。
第四に、埋められていた物体は被害者の死体ではないとする仮説です。最も可能性の低い仮説であり、この仮説が事実であったとしても、本当の被害者の死体の行方は元より、代替として埋められた物体が何であるかも解明できません。全ての事例において埋められていた物体が、固化する前のコンクリートのアルカリ性による化学熱傷を全身に負っていたという点を除き、生前の被害者と区別することもできません。
しかしながら、SCP-372-KO関連で唯一の有罪判決を受けた犯人が、あくまでも潔白を主張し、いかなる司法取引も拒否したことを留意する必要があります。また、現在までに発見された全てのSCP-372-KOの事例において、死体は両目を開けて笑っています。
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