SCP-8584

評価: +7+–x

アイテム番号: 8584
レベル3
収容クラス:
euclid
副次クラス:
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撹乱クラス:
{$disruption-class}
リスククラス:
{$risk-class}

Business_dinner.jpg

夕食を摂るSCP-8584構成員。

特別収容プロトコル: SCP-8584は概ね自己収容状態にあり、構成員らは内部情報を厳重に秘匿しています。これまでに確認された転生現象や構成員の不変性は、普通の人間の寿命の範囲内で気付かれる可能性が統計的に低いため、民間社会の注目を集めるリスクは最小限に抑えられています。SCP-8584の過去の活動に関する歴史的記録、警察記録、報道記録の一般公開は制限されています。SCP-8584による犯罪活動の一般報道は抑制されます。

説明: SCP-8584は現在“コバルト・クルー”の名称で知られている組織犯罪シンジケートです。SCP-8584の活動内容はごく一般的な組織犯罪の手口と一致しますが、構成員らは一様にピエロの衣装を着用し、顔化粧を施しています。既知の活動には不正利益追求、恐喝、契約の強制執行、標的を絞った暴力行為が含まれます。SCP-8584は死亡した構成員を蘇生、再出現、もしくは転生させる能力を示しており、特定の構成員が死後も活動を続けていた事例が複数記録されています。同組織は様々な名称の下で少なくとも70年間活動を続け、顕著な勢力拡大と衰退の時期があったことが判明しています。現時点で確認されている中核構成員は30~35名です。


歴史:

1950年代–1960年代:
確証されているSCP-8584の最古の組織形態は1951年、“ザ・サーカス”という名称で現れました。ニューヨーク市を拠点としていましたが、周辺の大都市圏でも小規模な活動が記録されています。構成員らは部分的な、もしくは簡素なピエロの衣装を着用していました。この時期の指導者だったフランク・カルダーは、組織内では“花形役者”ヘッドライナーと呼ばれていました。

1968年、マンハッタンで行われた誘拐作戦が失敗して長時間の武装立て籠もり事件へと発展し、民間人とSCP-8584構成員の双方に死傷者が出る結果となりました。フランク・カルダーもこの際に死亡が確認されました。この事件を契機にSCP-8584は活動を停止し、解散したと考えられていました。

1970年代–1990年代:
SCP-8584は“ザ・ペインテッド・ハンド”の名称で再出現し、アメリカ合衆国東部の複数の街で活動しました。この時期の活動範囲はニューヨークを超え、他の都市中心部にも拡張しました。組織構造と内部序列は過去の記録と一致しました。この時期、SCP-8584構成員は初めてピエロ風の顔化粧を施すようになりました。フランク・カルダーは依然としてヘッドライナーの異名で所属していましたが、これは最初の死亡報告が偽装か人違いによるものだったためだと見做され、結果として異常現象の疑いはかけられませんでした。SCP-8584は勢力を拡大したものの、やがて法執行機関やライバル組織からの圧力の高まりによって衰退していきました。1990年代後半になると活動は急激に減少し、SCP-8584は再び活動を停止したと推測されました。

2000年代–現在:
“コバルト・クルー”の名称で活動している現在のSCP-8584は、2000年代初頭、主にヴァージニア州リッチモンドとその周辺地域で確認されました。この時期の構成員は統一された青一色のピエロ衣装と顔化粧で特徴付けられます。以前の組織形態において死亡が確認された複数の構成員が現役で所属していることや、古参構成員の外見年齢の不一致から、財団の関心は再び高まりました。組織の指揮系統は変化しておらず、カルダーは現在もヘッドライナーと称されています。SCP-8584は規模を縮小しつつも安定した活動を継続しています。


補遺 — 潜入捜査:

異常現象が確証されたことを受けて、財団は潜入捜査を承認しました。この任務の目標は、SCP-8584の異常性と内部構造の両方を観察し、記録に残すことでした。エージェント シモンズが選抜され、2024/4/18にSCP-8584への潜入に成功しました。

以下は、任務中のエージェント シモンズから送信された音声ログのまとめです。

Simmons.png

エージェント シモンズ。

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スティーブ。

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フランク・カルダー。

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ジャッキー。

この最後の録音以降、エージェント シモンズから音声ログは送信されませんでした。連絡の再確立は成功しませんでした。エージェント シモンズは消息不明と見做されました。

補遺 — 事件への対応:

エージェント シモンズとの連絡途絶を受けて、財団司令部はSCP-8584の活動拠点に対する作戦を承認しました。到着時、拠点は無人であることが判明しました。構成員らは存在せず、暴力行為や緊急避難が最近発生した形跡も見つかりませんでした。施設内からは、切断された人間の薬指が載った小さな展示台が回収されました。遺伝子解析によって、これはエージェント シモンズの指であると確証されました。展示台の横からは、エージェント シモンズの未送信の録音も回収されました。

エージェント シモンズの更なる痕跡は発見されませんでした。SCP-8584の現時点での所在や活動状況は不明です。現在、SCP-8584は財団の存在を認知していると考えられています。

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SCP-8584の活動拠点の外観。

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