冒瀆者SCP-CN-2512
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マックナゲットの恩寵、世界のクリスピーフライドチキンの守護者、大陸風ミルクラテの王、フィレオフィッシュの主、神聖マック帝国皇帝ドナルド・マクドナルドVII世

貴殿は、マックナゲット原理主義の原則に従って書かれたSCP異端審問所の文章を閲覧している。当文書の閲覧を試みる全ての異教徒たる宣教者、及びマックナゲットの敵は特定され、浄化され、純化される。

捜索、浄化、純化Search, Cleanse, Purify

冒瀆者番号: SCP-CN-2512

冒瀆者クラス: 異教徒たる宣教者、 マックナゲットの冒瀆者

創傷浄化協定: SCP-CN-2512はマック帝国雷霆騎士団(McTF)第一アルファ分隊("ケチャップまみれの右手") によって特定、捕縛、浄化される。関連する全ての物品はマック教徒に敵対するものと見做され、可能であれば破壊される。

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SCP-CN-2512

説明: 冒瀆者SCP-CN-2512は、ケンタッカーライヒ公大佐国Kentuckerreich von Fürst und Colonel(KFC)として知られる偽政権の最高指導者、カール・ルートヴィヒ・ハーマン・フュルスト・フォン・ハーランド=サンダーシュタイン・ウント・カーネル・フォン・ケンタッキーである。SCP-CN-2512は聖なるマックナゲットの調理法を窃取し、13の罪毒を以って冒瀆した。その結果として生じた"KFCナゲット"として知られる商品は、SCP-CN-2512-N01に指定された。

SCP-CN-2512はマック紀元1866年、当時ケンタッカーライヒ家の当主であったレオ・フォン・ハーランド=ザンダーシュタインIII世と、カーネル・フォン・ケンタッキー家の当主の娘ヴィルヘルミナ・フォン・ケンタッキーの長男として出生した。ケンタッカーライヒ偽政権における二大名門家の血を引く初の後継者であったため、SCP-CN-2512は急速に偽政権の最高指導者に登り詰めた。偽政権の崩壊は必然であると見做されていたため、SCP異端審問所は冒瀆者に十分な注意を払っていなかった。

1901年初頭、SCP-CN-2512は神聖マック帝国に対する一連の大規模な冒瀆活動を開始し、その後SCP異端審問所は秘密裏に彼の行動の綿密な監視を始めた。

罪状: 以下のリストは、SCP-CN-2512の犯した罪を時系列順にまとめたものである。

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神聖マック帝国の紋章

  • 1901年3月、SCP-CN-2512は神聖マック帝国の紋章を公然と冒瀆し、"地域レベルの新しい社会"なるものを設立することを宣言し、神聖マック帝国の指導者を公然と中傷した。
  • 1901年6月、SCP-CN-2512は"ピザ-ハッティア連合共和国Repubblica Pizza-Huttia Unita"や"タコベリア大公国Großherzogtum Takobellia"を筆頭に中央マックヨーロッパのその他の政権と"トライコン"同盟を結び、神聖マック帝国に"外交的"圧力を加えることを試みた。この試みは速やかに阻止され、彼の荒唐無稽な要求は拒否された。以降、神聖マック帝国とトライコン同盟との国境地帯において紛争が発生したが、マック帝国雷霆騎士団によって鎮圧された。
  • 1901年8月初頭、トライコン同盟は不法に領有権を主張する土地の冒瀆を加速させた。この冒瀆を防ぐため、SCP異端審問所の指示の下神聖マック帝国、帝国領ゴールデンアーチ特別地区、帝国領ポラコフの間で三国協商が結ばれた。トライコン同盟はこの警告を黙殺し、かえって挑発を強めた。これを受けて、マック帝国は軍隊の拡大の準備を開始した。

    この間、SCP-CN-2512の命令の下、トライコン同盟は以下の冒瀆的行為を行った:

    1. ケンタッカーライヒ偽政権は聖なるマックチキンに"サラダソース"なるものを加え、"チキンサンド"なるものを作成した。これはSCP-CN-2512-N02に指定された。

      この行為により、偽政権はマックチキンのパティに宿る聖なるマックファーザーの霊的存在を破壊するのみならず、作成したチキンパティを"KFCオリジナルレシピ"などと呼称し、帝国を嘲笑した。

    2. ピザ-ハッティアは聖なるビッグマックの中央のバンズにフィリングを加え、"チーズクラストピザ"なるものを作成し、ビッグマックの聖霊を蹂躙した。このピザはSCP-CN-2512-N03に指定された。

      この忌まわしい罪人どもはパイナップルやドリアン、及びその他の熱帯の果実を生地の上に載せた。これらの果実は叡智を破壊する毒である。

    3. タコベリアは上述の"チーズクラストピザ"にトマト、スパイス、牛ひき肉を加えて"タコ スプリーム"なるものを作成した。これはSCP-CN-2512-N04に指定された。

      この嘆かわしく忌まわしい罪人どもが使用した牛肉は、聖なるビッグマックのパティを砕いたものに過ぎなかった。このような聖遺物を油で揚げようとする欲望は、マック帝国の善良な臣民に吐き気を催させるものである。

  • 1903年初頭、トライコン同盟と三国協商はサブウェイ王国Königreich Subwayにおいて、サブウェイ危機として知られる衝突を起こした。サブウェイ王国は長年マック帝国の中立保護国であったが、トライコン同盟の設立以降、より独立した経済構造を持つようになったため、より同盟の影響を受けやすくなった。そこで、SCP-CN-2512は以下の書簡を通じてサブウェイ王国に影響を与え、神聖マック帝国の統治に歯向かうように仕向けた:

    親愛なるサブウェイ王国国王、サンドイッチの君主、フレデリック・I・ド・ルーカ様

    ……

    サブウェイ王国は独立と中立を維持するために十分な力を持っています。なぜ帝国の暴政に忍従し続けるのですか?黄金の調理器具を使って作られ赤い皿に載せられた、胸が悪くなるほど味気ない衣付きチキンナゲットを食べ続ける—それがあなた方の望む未来なのですか?

    私は半世紀前のサンドイッチ文化、そしてサブウェイ王国の誇りを目の当たりにしました—王国で食べたものは、帝国の料理とは似ても似つかぬものでした。新鮮な全粒粉のパンには、照り焼きチキンとピクルスが添えられていたのです。それは私の味覚を救い、この抵抗の道へと踏み出す決意を与えてくれました。しかし、今日のサブウェイ王国は単に平和を維持するための帝国の走狗と成り果ててしまいました。本当にその価値があるとお考えですか?

    あなた方の決断に関わらず、トライコン同盟は常にサブウェイ王国とサンドイッチのために戦う準備ができています。

    von Haarland-Sanderstein

    サブウェイ王国は公式の見解を表明しなかったが、この書簡は何者かによって暴露され、サブウェイ王国民の大多数がマック帝国に対して公然と抗議を開始した。これは容認できないことであるが、トライコン同盟の罪を更に証明する事件にすぎないため、雷霆騎士団のサブウェイ王国への派遣は不要であると判断され、故に関連する処理は保留された。しかしながら、トライコン同盟は状況分析に基づくマック帝国の譲歩を妥協であると見做し、サブウェイ地方における冒瀆を激化するに至った。7月にはサブウェイ王国にてマック帝国軍とトライコン同盟軍の間に複数の小規模な衝突が発生したが、武力衝突は依然として限定的である。

  • 1910年1月、やんごとなき神聖マック帝国の皇帝、ドナルド・マクドナルドVII世が自らサブウェイ王国を訪れられた。皇帝陛下の訪問中、サブウェイ王都の西方の郊外にて、SCP-CN-2512の送り込んだ刺客がサラダソースを使用して一行を襲撃した。これはマック帝国並びにマクドナルド原理主義に対する前代未聞の挑発と侮辱であった。幸い皇帝陛下に襲撃によるお怪我はなく、直ちにマック帝国雷霆騎士団"ケチャップまみれの右手")に襲撃者の捕縛を命じられた。"サラダホットドッグ事件"として知られるこの事件は、トライコン同盟がマック帝国の許容する限度を完全に超過した史上初のものであった。
  • 1910年2月、マック帝国はケンタッカーライヒ偽政権に対して最後通牒を突き付け、即時の完全なる武装解除、マック帝国による新政権の受け入れ、マックナゲットの威光に対する忠誠を証明するために領土内の全冒瀆者を処罰することを要求した。これらの非常に寛大な要求はトライコン同盟によって拒否された。マック帝国政府にはトライコン同盟に対して正式に宣戦布告する他に選択肢は残されておらず、ゆえに三国協商軍はマックヨーロッパの平和を破壊した者たちを鎮圧することとなった。

戦争: SCP-CN-2512はマック帝国の慈悲を公然と無視し、全面戦争を引き起こした初の冒瀆者である。この戦争はマックヨーロッパのほぼ全域に直接的な影響を及ぼした、冒瀆者どもの無関心の引き起こした悲劇であり、"ファスト戦争"と呼称されている。

ファスト戦争の参戦国
陣営 国家 参戦時期 指導者
三国協商 神聖マック帝国 1910年2月 ドナルド・マクドナルドVII世
帝国領ゴールデンアーチ特別地区 1910年2月 ドナルド・マクドナルドVII世、ドネル・ル・ドナル
帝国領ポラコフ February 1910/1910年2月 ドナルド・マクドナルドVII世、ミハイルМихаил・フョードロヴィチФёдорович・ポラコヴィッチПолакович
サブウェイ王国(政府軍) 1910年4月 フレデリック・I・ド・ルーカ
チッカフェレイ連邦Federazione Chickafella 1911年1月 トルエット・カッチャーノ
トライコン同盟 ケンタッカーライヒ公大佐国 1910年2月 カール・フォン・ハーランド=サンダーシュタイン
ピザ-ハッティア連合共和国 1910年2月 フランシスコ・カルニオ
タコベリア大公国 1910年2月 メクシック・タコベリアIII世
サブウェイ王国(抵抗勢力) 1910年2月 オイゲン・ド・ルーカ
アレン=ライト合衆国 1910年4月 合衆国評議会
正新民国 1910年7月 黄渤
ディコスの元老院と人民Senatus Populusque Dicosum 1911年1月 クラディウス・シシニウス・カエサル・アウグストゥス・ロマヌス・ゲルマニクス
華莱士労働同盟 1911年3月 労働同盟執行委員会
タスティン共和国塔斯汀大统制共和国 1911年3月 魏堯生
サイゼリヤ共和国 1911年5月 正垣マリオ

戦争の初期段階において、マック帝国及びゴールデンアーチ特別地区は冒瀆者の軍勢に東西から挟み撃ちにされ、許されざる屈辱を受けた。これに対して、マック帝国は戦線を維持するために雷霆騎士団を配備し、長期戦を開始した。ポラコフはマック皇帝の栄光の名の下に独自に参戦したが、マック帝国やその属国に国境を接していなかったため物資が不足し、3人の兵士が1箱のマックナゲットを分け合うことが常態化していた。この問題を解決するため、マック帝国は"マックマフィン計画"を策定した: 即ち、優れた軍事力を集中させ、二正面作戦の問題を優先的に解決することで、マック帝国を優位に立たせるのである。

"マックマフィン計画"は段階的な成功を収めた。西戦線では戦略的膠着状態に陥ったマック帝国の国境外において、雷霆騎士団がタコベリア大公国軍を撃退し、東戦線ではマックデリバリー軍がポラコフに至る回廊を突破し、安定した補給線を確立した。しかし、軍事力の差に加え、中立国が冒瀆者に惑わされトライコン同盟に寝返る事例が増加していることから、マック帝国が短期間でこれらの異教徒を浄化し、勝利を収めるのは困難だと結論付けられた。

戦争の続く中、マック帝国の諜報組織たるSCP異端審問所もまた地下情報網を通じて行動しており、SCP-CN-2512の作成した大量の冒瀆物やその他の関連するオブジェクトの回収と純化に成功し、マック帝国の領内において冒瀆行為を行った多数の異教徒を捕縛した。

記録: 当ファイルはSCP-CN-2512に関連するとみられる文書中にあり、インタビュー記録であると思われる。当記録の書かれた日付や出所、インタビュアー及びインタビュー対象の身元は依然として不明である。インタビュー対象は冒瀆者とみられることに注意すべきであり、対象の言に惑わされてはならない。

[記録開始]

…しかしそなたは、自らの行動の背後にある動機について説明したことは1度もあるまい。

マック帝国は既に腐敗している。私たちの色鮮やかな世界は赤に塗りつぶされて死に、黄金の双円弧ゴールデンアーチに仕えることを余儀なくされた。

敵のチキンナゲットは破壊すべきである。マック帝国に再び栄光が齎されし時、我々は未来を手にするのだ。

本当にそう思っているのか?君たちの理念はどうした?

SCP異端審問所の方針は変わらぬ。我々は強靭な戦士であり、民衆を救済するために戦っているのだ。

違う、異端審問所のことじゃない。私は財団のことを言っているんだ。

そなたが何を言っておるのか、皆目見当もつかぬ。

視線が揺らいでいるな。私を騙すことはできない。多くの異端審問所の戦士たちは、かつての私の同僚だ。彼らは財団の精鋭中の精鋭だった。今日のこの状況は、単なる予期せぬ現実再構築の結果にすぎないと思っていた。しかし、ここに来て君たちが全てを知っていると分かった。なぜだ?

そのような世迷い言は控えよ。我々はそなたの言う財団とやらではない。我々の理念は捜索、浄化、純化である。全ての異教徒を排除する—それこそが現実なのだ。そなたの冒瀆行為の発端を説明したまえ。

もう一度聞こう。財団の方針はどうなったんだ?正常性の維持は?私たちの目標は、単にかつての世界の在り方を思い出させ、本来の姿に戻すことだ。

くだらぬ。そなたの言は自らの無知を露呈するものだ。

だったら教えてくれ、君たちは何をしているんだ?

正常性と人間性の狭間で、我々は人間性を選択したのだ。

何だって?

我々は現実の安定性とその土台を保護することを選択したのだ—即ち、チキンマックナゲットを。

[記録終了]

当記録において言及された"財団"についての具体的な情報は未発見である。

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